美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 home vs フロンターレ20171129

レッズにとっては消化試合に近いけど、主力ではない、特に若い選手にとっては数少ないアピール、というか生き残りのチャンス。
そういう意味でコンディション悪いはずの慎三や陽介がリザーブに入ってるのに駒井が入ってないのは意外だった。フィットしてないのだろうか。
それにチュン君もそう。ただ、彼にとって今のシステムはかなり厳しい。シャドーではない今のインサイドハーフは相当守備の負担が重くて、彼のようなタイプには向いてない。
ましてや直輝が戻ってくるならさらに難しくなりますね。

今日の試合は堀監督の続投が決まって初めての試合でもあり、監督の意向が今までに比べても色濃く出るだろう…という意味でもメンバー、システム、戦い方には注目しました。

システム基本はやはり4-1-4-1ですね。ただ、時々組み立て時アンカーの航が落ちて阿部ちゃんマウマウとの3枚回しミシャ式っぽくなってたのは意外だった。青木の時やってましたっけ?
それに守備時武藤が落ちて5バックにたまになっていて、これもミシャ式な感じで、流れからというより意図的に配置してるように見えたので、これもちょい意外。
堀監督としては対川崎で柔軟にの部分と色んなお試しの部分と2つあったんでしょうか。これはどんどんやるべきでしょう。

肝心の4-1-4-1の攻撃組み立てのところも今までに比べればスムーズに見えました。やはり航はボランチが1番フィットしていて、アンカーならファーストチョイスですね。来年からキャプテンでも良いくらいです。
青木も素晴らしいけど、ポジショニングが感覚的で、肝心な時にバイタルを空ける傾向があります。航とのダブルボランチ、陽介や矢島や長澤も入れたトリプルボランチインサイドハーフを試したいですね。試したいこといっぱいありますが(^^;)

試合は最初にサイドのミスで崩された失点を最後まで取り返せなかった…ですかね。
監督言うように内容悪くないですし、今回のメンバーや組み合わせでやる最初の試合にしては良かったと思います。武藤や長澤、航、阿部ちゃん、周作には疲れが当然残ってたでしょうし、菊池は初ポジションのうえに試合勘の問題もあるしという中ではいい内容でした。
ただ、フロンターレも1点取ってからはかなり現実的な戦い方に見えましたし、評価が難しいところです。

そして、これで来年に向けての展望が開けてきたかというと、未だにそれは無いですね。
いくつかいいサイド攻撃がありましたが、まだ点に繋がるイメージが持てませんし、4-1-4-1が機能したよねとは言えないです。
ズラタン、トシ、武藤の3人はがんばって ましたが、3人ともやはりポジション適性があまり無いですね。
このメンバーなら、ACLでやった4-4-2か4-2-3-1が良かったと思います。
4-1-4-1を定着させたい、ふるいに掛けたい堀監督の気持ちも分かりますが、今いる有望な若手選手に合ったポジションとやり方を探る必要も十分あると思います。
その辺りのさじ加減が来年に向けてのモチベーションや残留してくれるかに繋がってくると思うので、ものすごく大事なポイントです。

4-1-4-1に合わない選手を手放して、サイドアタッカーサイドバックを補強して、とにかく堀監督に合わせたチームを作る…も悪くないですが、今のチームの団結力やミシャの遺産を生かして今いる選手たちに合う戦い方を採用して、ポイントだけ補強する…という方が理にかなってるしリスクも少ないと思うんだけどなぁ。
堀監督には難題かと思いますが、任されたからには必ず成し遂げて欲しいと思います。


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