美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

今年のレッズへの期待

沖縄キャンプも終わり、ゼロックスも終わり、開幕まであと1週間を切りました。
プレシーズンマッチの結果自体は点が取れてるので悪くないと思います。守備の修正は、去年に比べれば遥かに難しくないでしょう。

やり方としては、やはり4-1-2-3で前から嵌めに行く…が基本ですかね。うまくいけば堀さんの理想的サッカーになるので、当然そうなるんでしょう。
で、組立時はアンカーが落ちて3-4-3でポゼッション、陽介もやりやすいと言うように、ミシャスタイルで集まった選手の特性を生かすにはこれが良い…もその通りです。
で、リスク管理はミシャの時からずっと取り組んでるから選手たちも当然よく分かってるし、今は堀監督が選手たちの真ん中に入ってみんなでコミュニケーションを取る…な形だから、去年のような大崩れは起きにくいかなと、それも確かでしょう。

ただ、一方ここ数年で、これだけオフと準備期間が長かった年は無かったはずなのに、4-1-2-3(3-4-3)がはまってるな〜とか、コンディションが良いな〜と思えないのは気になります。
しかも、このやり方は実質去年半ばからの継続です。マルティノスや直輝、武富を4-1-2-3にうまく融合させる事に力を使いすぎなのかもしれません。

そのせいかどうか、ダブルボランチや2トップ等はほとんど試せてないように見えます。
今のレッズは、ラファも抜けて個の能力の合計では少なくともJリーグトップではなく、去年よりも組織力を高めないと優勝できません。選手層は変わらず厚いけどね。
マルティノスがラファ並みの決定力や打開力を発揮してくれれば去年並は維持されますが、それでも去年を上回りません。

そして、個の能力の合計がトップではないなら、少なくともまず中心選手を適材適所に置いて力を発揮させる事が最初にやるべきことでしょう。
特に青木と航、陽介と長澤の4人を中盤で同時起用するやり方は全く試されてないはず。航は中盤がやりたくて、青木もダブルボランチの方がやりやすいと言ってるのに。
今のままだと、青木アンカー、航右サイドバック、陽介長澤インサイドハーフがファーストチョイスなんでしょうが、それも悪くないけど、4人の個性を生かせてないです。

チュン君やズラが慎三の代わりにならないことはもう十分分かりきってるのに、それを解決する策や、ズラとチュン君を生かす策は無いように見えます。
で、慎三が孤立化する課題や頼りすぎる課題も解決出来てないように見えます。

これでホントにハードスケジュールを乗り越えて優勝する、少なくとも優勝争いすると自信を持って言えるのか。
選手たちはもちろんそう言うけど、クラブのバックアップがそこまで出来てないです。
何かね、目標と実行が乖離していて、絵に描いた餅感が否めません。

去年はJ1でバリバリの中堅チームだった。それを忘れてるのか?
今年はACL優勝の翌年で前回の二の轍は踏めない、ミシャにも頼れない、DAZNマネーで他チームとの資金力の差がもっと縮まる恐れのあるすご〜く大事な年。

最初のACL優勝の時も適材適所じゃないし、あれだけのメンバーで何で主導権握るサッカー出来ないの?だったけど、個の能力が高かったから何とか出来た。だけど個の能力を落としたら、頼るべきものが無いからチーム力は滑り落ちていった。
それをカバーしたのがミシャの組織力だったはず。そして今年からはそれを頼れない。
じゃあ頼るべきものは何?の答えが出ないまますご〜く大事な年が始まってしまう感があります。

予想出来たラファ退団への迅速な対応も結局無かった、シーチケも直前にならないと来ない。
全体的にさ、危機感無しの緩みっぱなし、ACL優勝の悪い面が出てるような気がしてしょうがないです。
選手には無いと信じてるから、選手のお陰で結果は出るかもしれません。でもクラブがなぁ…(x_x)いつものことと言ってしまえばそれまでなんだけどさ。

後は全部杞憂であることを祈るのみ。なんかいつも同じ事言っててスイマセン…m(_ _)m
もちろんいつものシーズン前と一緒で、気持ちの中の期待感はたっぷりなんだけど、伝わってくることが結局以前の弱いレッズの時と変わらないようで、愚痴を言いたくなってしまいます。

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