美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

いろんな意味で転換期

オリヴェイラ監督のコメントややり方を見てると、私にとっては大小様々な驚きと違和感があります。

けっこうくどいくらいのジャッジ批判であったり、3バックと4バックをちょいちょい変えたり、プレースキッカーを変えたり、キャプテンを変えることで選手の視点を変えることを好みますと言ったり……

ミシャが良くも悪くも正々堂々、攻撃的ポリシー貫きタイプだったのでそれに慣れすぎ感はあるのかもしれないけど、対極のタイプに見えます。

勝つために出来ることはなんでもやるし、微修正もちょいちょいやる。
本来これがプロとして普通なんだろうけど。特に南米の方はそうなんだろうな〜

今の選手達はまだまだミシャチルドレンが多いので、そういった選手達のメンタリティと合うかどうか、が少し心配かな。


振り返ればレッズはあまり南米系の監督や指導者と縁がありません。
あのJ1に復帰したときのチッタとピッタ…ぐらいだろうか。それはまさにあの頃の混迷の象徴だったけど(^^;)

今、もうこれ以上の混迷は許されない状況の中では、レッズはチーム力を上げたり結果を残すだけではなく、ホントの意味でのレッズらしさを確立させて、監督や選手が変わってもらしさは変わらないよね…にしていかないと。
戦術とかシステムはレッズらしさを発揮するための手段であり、そこに縛られすぎるのも良くない。

じゃあ"らしさ"とは?この1年の中にヒントがあるはず。
選手スタッフサポ全員のタイトルへの執念が結実したACL優勝。大槻監督に変わった時の、あの熱さ。

その時、レッズらしさを取り戻した、とみんなが感じたと思いたい。

レッズらしさとは、まさにあの熱さと勝利への執念のはず。
そして、今の選手達にそれは十分備わってると信じます。

サポも、レッズらしさがしっかり出た試合であれば、負けたとしても埼スタ全体に納得感が漂う……な感じになることもあるくらい成熟してきてると思う。偉そうですがm(_ _)m

オリヴェイラ監督に感じる上記の驚きや違和感も、全てはレッズらしさの確立と勝つため、と解釈します。
ここのところ毎年チームを変えていたようですが、それはまさにプロ中のプロだから毎年オファーが来るのだと理解して。


あとは……クラブトップだけが置いてけぼりですが、今の空気感を感じてるなら、早々に自己改革しなきゃ……私はムリと判断してしまってますが(^^;)

どうしても自己改革できないなら、余計なことを言わずに、チームを最大限サポートする黒子に徹して欲しい。
で、ダメだった時は必ず検証して責任は取り、良い時も表には出てこない。それがホントの役割でしょ?
ミシャ、堀さんに続いて、短い間で3人連続で丸投げして泥かぶりしてもらったら、それはもう人として許されないでしょ。
オリヴェイラ監督と中村GMは火中の栗を拾ってくれた方々だから、良かった時は監督GMのおかげとして最大限尊重しないと。


いやいや、そんなこと今までの流れからして絶対出来るわけないじゃん……その通りなんだけど、レッズはもはやそんなこと言ってられないくらい切羽詰まってると感じます。トップからは危機感が感じられないけど。

ここまでクラブを落としてしまった最大の要因はトップの選択なんだから、責任を取らなかったら存在意義すらないと思いますね。最低でも検証はしないとさ。


ミシャ式はほとんど失われてしまったけど、"チームとして戦う"部分はミシャの遺産として残したいな。
ギドの時のような、個人能力依存が高すぎる状態には戻したくない。もはややりたくても出来ないかもしれないけど。


これからの半年は、残留できるか…ももちろんだけど、レッズが自分たちらしさを確立して素晴らしいクラブに戻れるか、それとも相変わらずフラフラとしたままか、昔の混迷期辺りまで堕ちていってしまうか、さらにどん底まで落ちてしまうか、とっても大事な分岐点です。
とても大事な年のスタートが大失敗したことの検証と責任をうやむやにしたままで不安ですが、やるしかありません。

中村GMオリヴェイラ監督にはチーム力が落ちてしまった責任はありませんが、なんとか水をワインにまではムリにしても、今年中にジュースくらいまでは戻して頂きたく、よろしくお願いしますm(_ _)m

私は今までと同じく、できる限りの応援とサポートをしていきます、微力ですが。
それは選手監督スタッフのためであり、ミシャや堀さんのためでもあり。

早く陽介が笑顔になって欲しい…それも願いです。


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