美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

アルピーヌA110

もう車というカテゴリーを止めてしまおうかと思うくらい車ネタは無かったけど、ついに見るだけでおお〜っと思わせる車が登場しました。

アルピーヌは個人的な認識としてルノーのチューニングカーでしかなく、完成車があるのは知ってましたが、興味を持ったことはほぼありませんでした。

ところが今回発売のA110は…オマージュ的な雰囲気もあるけど、なんとミッドシップ2シーターで1,110kgしかない252ps/32.6kgmの車を、年間5〜6,000台売ってしまおうという、このご時世あり得ないと思ってました。正直いいの⁇っていう…

色々見てみると、量産スポーツカーで典型的なポルシェボクスター/ケイマンで約25,000台。アウディTTでそれよりちょい少なめ。
マツダロードスタートヨタ86(SUBARU BRZ含む)は約30,000台。ロードスターってスゴいのね♪

一方でアルファロメオの8Cやロータスの全体でも2,000台弱。量産スポーツカーで1万台を超えるのはスゴいことが分かります。
ましてやアルピーヌはチューニングカーのカテゴリー(のはず)で、5,000台以上を見込むって…これはもうルノーの1車種扱いということでしょう。


でもそれならそれで…こんなハイパワー軽量ミッドシップ車をルノーが堂々と売っちゃうんだ❗っていう驚きもあります(^^;)

今やフェラーリほどの高級スポーツカーですら(だからこそ?)エコアピールが激しい時代。昔ながらの価値観のスポーツカーは存在しちゃいけない空気感が、ヨーロッパですら漂ってますね(^^;)
ドイツ系だけでなく、フィアットグループ、プジョーシトロエン等のラテン系メーカーも、いわゆる量産車メーカーは、どんな車種であっても内燃機関からだんだん離れざるをえないでしょう。内燃機関に拘ることは世間の空気が許さない?みたいな、日本やアメリカと似た環境になってるように見えます。

もはや旧来の価値観のスポーツカーは数を売らないメーカー、せいぜい許されてもロータスくらいのスケール…と思ってました。
世界中のメーカーは数の論理でコストダウンし、莫大にかかる次世代技術の開発費を捻出してると聞きます。
その流れからいっても、年産5,000台レベルのハイパワー軽量ミッドシップスポーツカーを、大メーカールノーが売るのはギャンブルとしか思えませんでした。


だけど色々見ると、ルノーの上手いやり方が浮かんできます。
アメリカでは売らないんですね。世界一のスポーツカー市場で売らないことは少量生産イメージになるし、エコに最も厳しいアメリカを避けることで、バッシングも最小限に出来そうです。
日本ではアルピーヌディーラー14店だけで売るようです。スポーツカー好きの日本人はこれなら許すし、日産がA110ベースのスポーツカーを作る噂もあるし、却ってルノーのイメージはアップするかもしれません。

もともとルノーにはメガーヌがあってスポーティーな車には定評があったから、もっと純スポーツカーなカテゴリーを攻めるにあたって、他のメーカーはエコへの配慮であまり手を出せてないと判断して、アルピーヌブランドを使って市場シェアを取ろうとしたのかな…と。

このやり方が許されるなら、ルノーは上手いと思います。グーグルとかに車メーカーが対抗する手段になるといいですね。


私個人的にはこのルックスとスペックを見るだけでドキドキしてます♪ もう10年くらい味わってなかった感覚ですね(^^)
そしてなんとアルピーヌディーラーがさいたまにもあった〜❗(^^;)

やばいです。実車を見て試乗までしてしまったら…ま、まあ800万もしますからね(^^;)さ、さすがに即決はできませんが…

でもやっぱり実車は見たいなぁ…(^^)


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