美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

武富復帰・チョウ監督の件について

まずは武富。よく決断してくれたと思います(^^)
結果的にレッズからのオファーは渡りに舟のような感じになってしまったことで、湘南の人からは色々言われるかもしれませんが、これは大槻監督の意向のはずで、求められたレンタル元のクラブに戻ることは何の問題もないです。
コメントはうそ偽り無いように見えるし、今度こそレッズにフィットするようがんばってほしい。

運動量豊富で技術があり、得点感覚もある。今のレッズのシャドーなら、武藤のバックアップとしても、慎三武藤と組んでも面白い。パトリックとかを獲れないし、正直この手があったか〜と思いました(^^;)
レッズに来たときから武富ブレイクを言ってた人はけっこういたから、そんな方も救われた気分でしょう(^^;)ケガを早く治して起爆剤になってほしいです。



そしてそのきっかけになってしまったチョウ監督の件ですが…

もちろんパワハラそのものは許されず、相応の処罰を受けるべき、です。それを大前提として…ですが…


①サッカー界(に限らずあらゆるスポーツ界)を少しでも知る方には、そんなのあるあるとしか思えない。

②これについて(に限らずあらゆるハラスメント系の問題について)コメントしてる人たちの多くは、自分たちが正義の側にいて、そんなのあること自体信じられな〜いと仰るが、全員同じ穴のムジナとしか思えない(一部の人は違う…かな⁇(^^;))

③ジャーナリストや解説者、メディアの人たちは、最近の選手たちに個性が無い、コメントがつまらない、機械がプレーしてるみたいだと言いたい放題だけど、そりゃそうだ。
あなた方や声のデカい人がこういう事含めて表に出た問題を、揚げ足取りでこれでもかと叩きまくる、出てるか出てないかの違いだけなのに。
皆ひたすら主張しなくなるし、無個性になる方が普通でしょ。


この3つは言いたい(^^;)


こういう問題になった時に、以前は許されたけど今はそういう時代じゃない…みたいなコメントもよく見かけますが、"許された"じゃない、それがサッカーの本質の一部であり、人間の本能、暴力、差別を象徴する部分として存在してきた歴史がある。

スポーツとは生存競争で、相手を欺き、見下し、叩き潰し、ゴールにボールをブチ込んだ方が相手を殺して生き残る。ヨーロッパの階級社会や南米の貧困層にハマったからこそ、世界中に広まり、皆さん熱狂してきた。

ヨーロッパや南米のサッカーでは未だに暴力や差別が存在し、もちろん取り締まられてはいるけど、本来のサッカーとは切っても切り離せない一部だとあうんの呼吸で認識してるから、日本のように突如発生した悪みたいな雰囲気にはならない。それの良い悪いは別にして。

日本にはその歴史がなくて、高校野球を筆頭とした教育的要素が強い。
どのスポーツでもクラブより学校の部活でが盛んで、野球も昔はプロより大学だった…

だから日本の場合は部活のイジメや嫌がらせとかに向かいがち。

"許されてた"じゃない。それがサッカーの、良くも悪くも本質の一部で、みんなそれが当たり前だと認識してました。



ついこの間まで、特にメディアはチョウ監督の走るサッカーでルヴァンを優勝したのを大絶賛してたんじゃないのか。

走るサッカーで勝つ。湘南がそれでずっと結果を残してるのは素晴らしいけど、そんなのどのクラブでもプロとして必死にやっている。

プロとしてどのクラブでもやってる中で、さらに他のクラブを出し抜く、上回れてるのがチョウ監督のスゴさであって、そんなサッカーの基本で上回るには、練習でもかなりメンタルに訴えかける部分があると思うのが普通で、それを多くの選手は愛だと感じるけど、一部の選手はハラスメントだと感じてしまったのを誰かが告発したのが真実でしょう。

サッカー関係者もメディアも、そんなことは誰でも分かってることで、相変わらずの掌返し炸裂です。


もっと言えば、以前からどのクラブでもあったことを何を今さら、単純に告発があったか無かったかだけの違いでしょう。


これも他の事件と一緒で、時が経てばみんな忘れてしまい、根本的な解決にはまずならないでしょう。

ホントに解決したいなら、サッカー関係者やメディアが全員黙認してきた問題だということを公にして、全員で反省することからスタートしなきゃいけないと思います。

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