美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 埼スタ vsセレッソ 20190913

このセレッソ戦とACL上海戦は総力戦と位置付けられ、浦和美園駅とスタジアムの間のシャトルバスが無料になる他に、当日でも前売りと同じ料金になったりとか、私がよく使うさいたま新都心駅でもチラシ配ったりとか…

で、結果約22,000人。この総力戦のパターンもマンネリ感あるし、ライト層の皆さんはホント正直。
少ないときでも凝縮感のある埼スタらしさもあまり感じられず、なんとなくふわっとした空気感。そんな空気感を吹き飛ばすように、選手たちはホントによく頑張ったと思います。

神戸戦、湘南戦、ルヴァン鹿島戦埼スタで一部の選手に感じられた不遜な態度も無く、私が批判した槙野もコンディションたぶん厳しい中ハッキリしたプレーでとても良かったと思います。


こういう時は勝たせたかったけど…残念ながら結果出ず(x_x)
ルヴァン鹿島戦アウェーで手応えあったやり方を、セレッソも4バックということでほぼ同じメンバーでいきました。
深刻なケガに見えた慎三と、今のやり方のWBは全く向いてなく見える汰木も続いて先発は驚きました。

もちろん上手くいったやり方を続けるのは悪くないけど、やっぱり問題はセカンドプランが無い事。
つないでくるチームに前嵌めを外されるのは今シーズン今までにもいっぱい起きてるのに、やっぱり関根も汰木も下がって5バックになるしかない。それなら橋岡やモリ、ウガ、山中の方がまだいいと思いますね。

結局関根も汰木も攻撃での貢献は少なく、汰木が試合後言ってるようにパワーの配分が難しかった…彼は頑張ったと思いますが、WBが本職じゃなくて守備が苦手な彼には厳しいお題と思えます。
どうしても守りの貢献が低くて運動量少ない選手は批判されがちですが、汰木の場合使われ方が可哀想です。

どうしても5バックにしたいなら、あまり動けない阿部ちゃん下げてもう1人は武藤を下げる方がまだマシかな。
で、長澤ボランチにして関根と汰木はカウンター要員で前に残った方が遥かに選手の適性に合ってると思うけどな…


そんな歪な配置でも、阿部ちゃんと青木、3バックはホントに頑張ってくれました。
セレッソに前嵌めを外されて、かなり広大なスペースを守ったけど、点取られた時以外はあまり決定的なチャンスを与えませんでした。
いつもは変にキープしようとして高い位置で取られることも多かったけど、そんな場面もなく集中出来てました。



じゃあなぜ負けたのか?

荻原を入れて少なくとも流れは取り戻して同点に追いついた。勢いも出て、逆転してもおかしくなかったけど…

一つはさっきも言ったセカンドプランが無い事。
レッズにもうこれ以上の策は無いので、サイドの所だけ蓋をすれば攻め手は無く、どこかでレッズがミスしてくれるだろう…とセレッソは思ったことでしょう。しかもセレッソにとっては引き分けでもそんなに悪くないのでリスクを取る必要がない。

もう一つは、これもさっき言った選手の適性に合ってないサッカーになってること。
適性に合ってないサッカーを必死にやるとどうしても疲弊します。大槻監督は暫定の時、シンプルではあってもとにかく選手の適性に出来るだけ合ったサッカーをして、勝ち点を積み上げることに成功しました。

じゃあ何で今出来ないのか?
これも今まで私が何回か言った、長いシーズンの戦い方をチームに植え付けるには経験不足な事と、コーチスタッフにもその経験豊富な人がいないこと。
オズから変わった時に危惧したことが残念ながらそのまま出ちゃったようにしか見えません。

補強もやむを得ない事情あるんだろうけど、関根と武富だけ。
アンドリューや直輝を出した意味があったの?と思えるし、武富がやっぱりケガが重かったという間の悪さ。



大きい流れで見ると、ミシャの解任前からスタートした負のスパイラルを、まだ止めきれてない感じかもしれません。
大槻暫定監督と、オズの天皇杯制覇でだいぶ止めたと思ったし、まだ負の遺産は残ってるとはいえ、今年のメンバーなら何とかしてくれる予感だったんだけどな…

私の予感は見事に外れてしまったけど、それでも後押しすることしか出来ません。

次のアウェー鳥栖戦まで2週間。ACLはまだ別物としても、天皇杯はコンディション調整の場に割り切るしかないと思えます。

大槻監督には、何とかあの暫定の時のメンタリティに戻って欲しいです。がんばれ〜(^^)/

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