リトグリのLIVEチケットが取れてから、遅れて日程が決まった鹿島戦。ましてや平日の仕事が終わってから余裕で行ける代々木第一体育館と違って、絶対に行けない鹿島。最初から勝負はついてるわけですが…
超ハード3連戦の真ん中、しかも広島→鹿島の遠いaway続きで中2日。この鹿島戦が一番過酷かと思い、川崎戦並に割り切ってくると思ってましたが、鹿島戦の意図的な控え組の先発は健勇と柴戸くらい。
鹿島はサイド勝負だからやり方従来と変えずに健勇の高さを生かして…川崎はポゼッション型だからカウンター主体でマルちゃんを生かして…といえばそれっぽいけど、率直に言って中途半端感は否めません。
結果的に2連敗なんだからもっと割り切ってれば…と言ってるのではなく、川崎戦の戦い方を鹿島戦からスタートしてくれたら、川崎戦ではもう少し熟れた戦いが出来てたんじゃないかなぁ…と思うのです。
鹿島は川崎ほど出てこないし、守りも川崎より慎重だからカウンターが嵌まらないかもしれない。
だけどレッズが鹿島から点を取る場合はミシャの時ですらカウンターが多かった。
もちろん川崎戦のようにマルちゃんワントッブではサイド攻撃に合わせる人がいない…は分かりますが、であれば健勇をワントッブに置き、シャドーにマルちゃんや汰木を置いて、陽介からのパスに走らせるようにすればいいこと。
それが出来ないのは、やっぱり覚悟や決断が足りないように見えてしまいます。
マルちゃんはワントップはちょっと辛かった…と川崎戦の後言ってました。やはりカウンター狙いの試合をこの切羽詰まった試合でやるなら、せめてある程度固定して2試合やって欲しかった…です。
さらに健勇の高さ狙いなら、サイドに山中を使って欲しかった。川崎戦では山中のクロスが上がっても飛び込む人がいなかったことを考えると、チグハグ感は否めません。
2011年はなぜ残留出来たのか?簡単に言えば覚悟や決断、いい意味での開き直りが出来たから。
試合内容は今よりもさらに勝てる気しなかったけど、最終的に残留できたのはそういったメンタル面と、ほんの少しのディテールの差でした。サポの応援も開き直っていた。
クラブがやらなきゃいけないのはそういった雰囲気作りと思えます。今の段階でも、経験の少ない大槻監督に任せっぱなしです。
大槻監督は男気あるし責任感も強いから当然何とかしようとメチャメチャ努力するでしょう。でもそこにバックボーンとなる経験が無いだけに、どうしても空回り感が出てしまう。退場もその影響があると思えます。
キャプテンの陽介が戻ってきて、プレー的には少し良くなってました。彼のプレー勘が戻ってきたらあるいは救世主になってくれるかも…
この試合に少し希望を見いだすとしたら現状それくらいかな(^^;)