美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

レッズ❤を確認する5月⑤

山田暢久

Jリーグや海外のサッカーで色んな選手を見てきましたが、彼ほど表現が難しい、好き嫌いの別れ方が微妙な選手は珍しいと思います。

普通嫌われる選手は、問題児で規律違反が多い・あまりにもチャラい・言い訳が多い…等、分かりやすい場合が多いけど、暢久はイエローカードが多いくらいで問題が多い…わけではない(レッズから離れることになった理由はよく分からないけど)。

一番分かりやすい言い方は、飄々としていてつかみどころがない…かな。間が悪い・努力が見えにくい…もあるかもしれません。これでも暢久を正確に表現出来てないかもしれませんが。

イエローカードが多いのも、暢久の身体能力が高いので届くはずがない場所に当たってしまった…とか、審判のレベルの低さとの合わせ技だったり、それが原因で目を付けられたり…なのが多かった。
怒り新党"で取り上げられた、気の毒なイエローカードとかはまさにその象徴で、間の悪い人っているよね…を地で行く存在で、伝説に事欠きません。

それでもレッズにJリーグ2年目1994年から入って約20年、ずっとレッズに貢献してくれました。
彼ほど監督にとって有難い選手はいなくて、とにかく選手としての能力全てが高い。技術・スピード・パワー・攻撃センス・しなやかさ・加速力・ケガの少なさ・ほぼ全てのポジションをこなせる万能性・1対1の強さ…長所を挙げればキリがない。

特に右サイドでの圧倒的な1対1の強さはずっとレッズの強みでした。対応力が凄いというか、全盛期の暢久が本気を出せば(?)ヨーロッパのトップクラブの右サイドバックレギュラーを普通にこなしても全く驚きません。背が低めでもヘディングもあまり負けませんでしたね…

数少ないけど欠点もあり、特に判断力かな。フリーでボールを持った時にフラフラと彷徨いがちなのは埼スタ名物でもありました(^-^;

なのでキャプテンになると分かった時は浦和がザワつきました(^-^;選手間では、性格に問題があるから敢えて言い訳できないキャプテンにしたんじゃ…と笑いながら言ってたけど(^-^;それもあまり笑えない感じでした。

それでもキャプテンとして、いじられながら愛されたと思いますね(^^♪慎三がチャント一番好き…と言ってたけど、確かに盛り上がった感じするな~♪キャプテンにも色んな形があると思ったものです。

引退試合は自腹だから皆来てくれないと持ち出しになっちゃって大変…な話も彼らしくて微笑ましかった(^^♪最後まで暢久らしくて良かったです。最高の引退試合でしたね。

レッズは暢久と平さん引退の後サイドが強みとは言えなくなった気がします。
それはオールラウンダー・ポリバレント重視のミシャ長期政権だった影響かもしれないけど、やっぱりサイドが強くないとサッカーは面白くない(個人的に)。
土田さんの描く方向性はサイド重視のように感じるので、また暢久のようなプレーヤーが現れることを期待したいです。ただ、あのキャラクターもおまけに付いてくるなら、ちょっと身構えてしまうのも確かですが…(^-^;


【タリーさんなんて言わせない】山田暢久魂のゴール集

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