トミスラフ・マリッチ
レッズの外国籍選手の歴史は、スーパーな選手から顔を思い出すのも難しい選手までバラエティーに富んでますが、マリッチも最初の流れはその他大勢の一人だったと思うけど、記録より記憶で鮮烈なインパクトが残る選手になりました。
レッズはとにかくエメがいなくなって混乱してました(^^;)
ほぼ同時に獲れたロビーはギドルートで、でも点取り屋はそう簡単に獲れない。
2004年にもテストに落ちてたマリッチは、レッズとしてファーストチョイスじゃないのは確かでしょう。ただ、マリッチはそんな屈辱など関係なく、ひたすらレッズ❤を貫いてくれました。
彼は点を取るのも上手いけど、サポの❤を掴むのはもっと上手かった(^^)ゴールを決めた後、胸のエンブレムを掴んでサポの方に向かっていくのはいつもグッときました☺みんなやってることは一緒ですが、なぜかマリッチのはハートに訴えかけるものがありましたね。
見た目の動きや雰囲気にはそこまでの凄さが無かったからかもしれません。
高さが特にあるわけでもなく、足元もスピードもパワーもトップレベルでは平凡。
だけどタイミング良くゴール前に入り、泥臭くてもゴールに押し込むスキルや嗅覚はサイコーでした。
エメと達也頼みのサッカーから切り替えざるをえなくなり、そこへちょうどロビーと一緒に入ったのも運が良かったかな。
半年だけの在籍で天皇杯制覇に貢献。それだけでなく、同じシーズンで全く違うサッカーを成立させたのもレッズの歴史では異例でした。ギドのサッカーの中で一番上手くいったのが2005年天皇杯だったと思いますね。
そしてここまでサポに愛された選手も稀です。啓太の引退試合で来てくれて、サイン会に参加できてホントに良かった(^^)彼はずっとニコニコしてましたね!
あの半年間を経験したレッズサポでマリッチを忘れる人はいないでしょう。もう来てくれることはなかなか無いかもしれないけど、また会いたいな…