美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

レッズ❤を確認する6月⑧

坪井慶介

レッズ史だけでなく日本サッカー史に残るスピード系ストッパー。
他に思いつくのは…鈴木秀人や薩川くらいかな。とにかくこの選手が後ろにいるだけで、安心感は絶大でした。

大卒で実戦的なだけじゃなく、人柄も良くて愛されるキャラでした。水内さんの後継者?狙ってる感じかな(^^;)

レッズに入ったタイミングも絶妙でした。J2から上がった1年目2001年は混迷具合でベスト(ワースト?)3に入る年(^^;)
混迷し過ぎたからエメが獲れたのかもね…と思うほど(^^;)で、今度こそホントに本腰を入れてチームをリビルドする…でオフト監督とヤンセンコーチに来てもらって1からチームを作るタイミングでした。

過去を振り返っても、ここまでチームを最初から作る工程を見れた事は無かったです。ホントに寄せ集めからスタートするのってこんな感じかも…と思えたほど。

なんと最初はパスを相手の足元にしっかり付ける…だった(^^;)他にもトライアングル、受け持ったマークは地の果てまで追いかける…と、当時でも驚きの超シンプルサッカー。

クラブに入ってすぐに試合に出れて、基礎の基礎からみっちり教わってチームと一緒に成長していける…ここでクラブに入った坪井や平川・堀之内・長谷部にとっては最高のチーム状況・環境だったでしょう。

坪井はそんな中で驚きのマンマーク能力とカバーリング能力を発揮して、オフト監督のチームに欠かせない存在に、いきなりなります。

だけど最初は、いくらエメがいても結果は出ません。それでも徐々にチームがチームらしくなって、ちょっとずつでも進歩してちょっとずつ結果が出るのを見るのはとても楽しかった。

もちろんしっかり守ってれば後はエメがなんとかしてくれる…があったのは確かだけど、超シンプルが故に運動量が多いしインテンシティも高いし頭も使うサッカーは大変さが伝わりました。

そういう、大変だけどやることがハッキリしてるサッカーで坪井は本領発揮しました。足はとんでもなく速くて戦術に忠実。彼にマークされた選手は傍目にも嫌がってるのが分かりましたね。

翌年達也覚醒して、カップ戦で最強になったレッズ。ファイナルで勝ってついに初タイトル〜♪(^^)ホント嬉しかったな…
エメと激突した時は心臓が止まるかと思った(^^;)包帯ぐるぐる巻きで出てきて奮闘してくれて、感動しましたね。レッズでのハイライトの1つでしょう。

その後レッズは黄金期を迎えますが、監督がオフトからギドに変わっても坪井は重用されました。むしろギドの個人能力重視にも合ってたかもしれません。
パートナーの外国籍選手はゴツい選手が代わる代わる来てくれたけど(ゼリッチニキフォロフ・アルパイ・ネネ…ある意味闘莉王も)、彼らにとってもスピードのある坪井の存在は相互補完という意味で実力を発揮できた要因でしたね。

ただ、ほぼずっとレギュラーを譲らなかった坪井も、フィンケ監督になって改革する頃になると、4バックを使うようになったこともあって苦戦しました。

ラインディフェンスの動きだったりスペースを見るディフェンスになると、坪井の強みが少し薄れる感じはありました。
またビルドアップに難点があるのも確かなので、流れ的にオールラウンダーが求められるとスペシャリストは厳しいです。

そこへミシャがやってきてさらに足元を求められるとどうなるかな…と思ったけど、3バックになったのもあってまさかの(^^;)復活。

1年目は最終節で感動のACL枠入りと良いシーズンだったけど、坪井はぎこちないながらミシャサッカーに付いていけたのはホントに驚きました(^^;)

翌年モリが来てさすがにサブになり、湘南→山口で引退。身体能力を武器にする選手としては長持ちしたと思うし、最後の方は経験をチームに伝える役割が出来てましたね。

そしてやっぱりレッズを助けて欲しい。岡野もそうだけど、レッズには這い上がってきた泥臭いメンタリティがどうしても必要です。頼む〜♪m(_ _)m

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