美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

1クール終えて

Jリーグは再開後あっという間に3節消化。やっぱり試合間隔が短いし、スタジアムへ行ったりがないから余計早く感じます。

最初の予定では8月から埼スタへ行けそうかな…だったけど、今の感染状況を考えるとそれも怪しくなってきました。去年の終わり頃に交換決めていたガチャすらまだ交換出来てないなぁ…と思いつつ(^-^;

観客が入るようになって埼スタ他色んなスタジアムでもルール違反が目立ちます。
正直一部のルールはあまりにもルールのためのルール…と思いますが、それを言えるのもあくまで現在のルールを守ったうえで。
一部の人がやりだしたら、あ、大丈夫じゃん…てなりがちな集団心理もあるんだろうけど、今参戦している人には他のサポーターの想いを背負っていることをもっと意識してほしかった。これで緩和するのが伸びたり、何らかの罰があったらほんと残念ですね。


レッズはこの3試合を2勝1分。4試合で勝ち点10と結果が出てるのはなにより。
今年は改革元年として(すごい昔に感じるけど)土田SDを中心として、レッズがクラブとしてコンセプトを明らかにし、監督以下現場はそのコンセプトに沿ったサッカーをする…というもの。
で、今年は選手の入れ替えがあまり出来ず、目指すのはACL枠として、ある意味コンセプトを浸透させることが最優先となりました(ホントかなり昔な感じ)。

その結果、久々に(レッズとして初?)4バックのプレス・カウンター・速い攻めが主体の戦い方が選択され、開幕して2戦は連勝と上々の立ち上がりでしたが…

その後はご存じの通りコロナ禍。4か月の中断を経てやっと再開したけど、今年は降格なし・天皇杯ルヴァン杯は簡略化・超過密スケジュール・5人まで交代…と異例のシーズンになりました。


4か月も期間があったので色んな事を考えてましたが、予想通りもあったけど、意外な事もありましたね。

最初の3試合GK周作とDFライン固定は予想通りでしたが、CBは岩波と大輔or槙野だと思ってました。
この辺りに4か月経った事が如実に表れてます。開幕前にも言いましたが、トーマス・デンがスピードのある選手ということでハイライン4-4-2を出来やすくなったかも…と。

unapy.hatenablog.com

トーマス本人も言うように、4ヵ月間あったことで役割が明確になり、チームに入っていけた。4ヶ月間で、ハイラインの4-4-2にはトーマスのスピードが必要と大槻監督は考えたんでしょう。
実際再開後のトーマスのプレーは期待以上。スピード・ポジショニング・闘争心・高さ・カバーリングとも文句なし、前に積極的につけるパスも出してたし、足元もなかなか。
サイドバックも出来るので、レッズの最終ラインは飛躍的に選手層が厚くなりました。むしろトーマスがいない場合に同じサッカーが出来るかどうかが課題になるかもしれません。アンダー23のオーストラリア代表キャプテンとのことで、橋岡と一緒に抜かれた時にどう対応するかも注目です。

その橋岡と山中は逆に替えが見つからない感じ。特に山中はセットプレーのキッカーももちろん、中に入っての起点になる動きが他の選手では難しい。
橋岡はずっと言ってた通り、4バックの右サイドにぴったりです。ちょっと今は戦い方の兼ね合いで数的不利になり狙われるケースがありますが、それは彼のせいじゃない。
一対一のディフェンスは素晴らしいし、まだまだこれからの成長で代表も狙えます。頑張ってほしい。

岩波がディフェンスの柱という考え方も賛成です。彼はやはり次(かその次)のキャプテンだと思います。

槙野と大輔の力は必ずこれから必要になるでしょう。1クール目はあえて2人を入れてない気がします。
イエローカードもケガも多いCBは8月以降の過密日程で質の高い選手の数が必要になるので、練習再開から試合再開までの期間が短かった1クール目は、体の戻りが早い若い2人を使ったとも解釈できます。

ただそうなると微妙なのがマウリシオ。彼の実力は4人に劣らないどころか、ブラジルや他のクラブからかなり必要とされてるはず。
大槻監督の評価が低いのか、オファーが来てて引き留められない財政状況ということなのか…
彼も明らかに4バック向きで、パートナーにラインコントロールしてもらえればかなり実力を発揮するとおもうんだけどなぁ…安い選手じゃないと思うので気になりますね。


右SBは3戦目に岩武がベンチ入りして、ウガと2人がバックアップとなりそう。
岩武は、橋岡抜かれる間はバリバリのレギュラー張れるくらい頑張って欲しい。柴戸や長澤も代われると思うけど、それでは寂しい。ハイレベルなレギュラー争いをして欲しいです。

オギは3試合1度もベンチに入らず相当悔しいでしょう。コンディション問題は武富だけと大槻監督も言ってるし。
彼は若いし、左右アタッカーもこなせるし、リズムを変えられるし、バックアッパーとして入って全然おかしくないと思うけど、アピール足りないのかも。ウガは左右SBのバックアップとして、去年のモリや岡野、山岸のようにベンチのまとめ役もやってほしいです。


ボランチは3戦目にエヴェルトンが先発して、とりあえず危機的状況ではないと分かって一安心です。
彼は今もレンタル(のはず)で、マウ以上に不安でしたが問題ないプレーで、点も取ってくれて良かった。
30になって使い減りする青木よりアテに出来るかもしれません。柴戸含めた3人をボランチ主力で回せるメドが立った気がします。

陽介が1試合先発・長澤が1試合途中からポジションチェンジでボランチ(CH)やりましたが、凉太郎含めて3人のプレーメーカータイプの選手をボランチの一人に入れるのはまだ未熟な感じ。
それでもこれは出来るだけチャレンジすべきでしょう。スゴイ3ラインコンパクトサッカーを目指すなら、陽介と長澤のコンビでも機能するのが理想です。

SHは左が汰木3試合とも先発・右長澤2試合、ファブ1試合先発でした。関根とマルちゃんは3試合とも途中出場。
コロナ禍前の2試合は2試合ともウィングタイプの汰木と関根が先発だっただけに、ここも4か月間の時を感じさせる部分です。

長澤が先発した2試合はマリノスと鹿島。鹿島も今年からはボールを保持したがるため、対強豪で持たれる場面が長く予想される場合は起点になれて守れる選手を右SHに置く選択をしたのかもしれません。
実際両試合ともレッズは守備からしっかり入る感じになり、マリノス戦は右サイドイマイチだったけど、鹿島戦では長澤の対人の強さが際立ちました。お互いに左サイドを攻撃の強みにしてたように見えたので、右サイドでまずまず守れたのは良かったと思います。大槻監督はこれを狙った気もしますね。

ファブが先発した仙台戦は逆に持てるから…ということで、ファブや武藤のようなストライカータイプを試したいのかな。キャンプの頃からファブ右サイドはオプションとして練習してたので、チャレンジしたのかもしれません。正直機能してませんでしたが。
これからの連戦はベースを固める作業も大事ですが、バリエーションを増やすのも大事で、そのさじ加減が難しいけど。

関根はコンディションかもしれませんが、体格はガッチリした?ように見えるだけに、上がってきた時のプレーが楽しみ。本来はSHのファーストチョイスでしょう。
マルちゃんは仙台戦で出てきた後の脅威の与え方が良かったです。現状やっぱり途中出場の方が持ち味出しますね。鹿島戦で右サイドにフタする役割で?出てきた時はビビりましたが…

FWは慎三、レオナルド、健勇の3人。2トップと言いつつ、やや下がり目で守備に繋ぎ役に起点役にとタスクを多くこなす健勇が重用されたのが印象的でした。
健勇の役割は高さを除いて武藤も十分出来るし、むしろ機動力は武藤の方が上だと思うので、もう少し使われると思ったけど途中出場1回だけは意外でした。武藤も長い目で見ればケガ明けなので、コンディション重視したのかもしれないけど。
当面は3人中心に回していきながら戦術を固めていきたい意向に感じます。ただ、ファブは例えばマリノス戦や鹿島戦等の持たれる展開でのワントップ的使われ方が面白そうだし、武藤や武富はセカンドトップで動き回ってもらう役割がぴったりだと思います。適正に合わせて上手く回して欲しいです。

あとキャンプで試していた、2トップの一人をプレーメーカー的選手にする戦い方も入れていければな… 陽介・長澤・涼太郎・武田、今の4-4-2だとどこが合ってるか微妙な選手たちは、色んなポジションで試してほしいです。

レオナルド・山中は主力としてやってくれそうだし、健勇・汰木・柴戸は去年より明らかに力を発揮してるし、トーマスはレッズのサッカーを変えてくれるかもしれない。
戦力的には上積みになりそうな、明るい話題が多かった1クールでした。
内容的にはまだまだですが、これは今年一年かけて成長していければいいでしょう。もちろんそれに結果が付いてくれば最高ですが。
こう考えてると、ますます埼スタに行きたくなってきました(^-^;早く行けるようにならないかなぁ…

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