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先にJリーグを変えないと

神戸のイニエスタへオファー報道について、初代チェアマンがコメントされてます。


イニエスタ神戸入り、の新聞の見出しに胸が躍った。まだ33歳。あのファンタスティックなプレーがJリーグで見られるとは夢にも思わなかった。三木谷さんに心からの感謝と敬意と御礼を申し上げます。これでポドルスキーが活きる。思い切った投資をして欲しいと願っていたがその金額をはるかに超える。」
アジアでは唯一中国だけが大物選手を獲得する能力があると世界のサッカー界で思われていた。そこに三木谷さんは突破口を開いて頂いたのだ。Jリーグが一段と飛躍するチャンスが与えられた。収容能力の高いスタジアムを持つクラブの社長がこの事に1番刺激を受けて欲しいと心から願う。」


仰ることごもっとも、ですがJリーグの仕組みを作った、もしくは承認された方が発言されていると、違和感を感じます。

Jリーグの問題点については私も何回か言ってます。
http://unapy.hatenablog.com/entry/2018/01/16/194040

簡単に言えば、護送船団方式が問題だし、メリットすら生かせてないよね…と。

護送船団方式では、プロの本来の魅力である極貧からの成り上がりとか、サバイバルとか、他を蹴落としての圧倒的な成功になりません。
そういう成功と失敗の残酷なまでの対比があるからこそ、プロフットボールは世界で最も人気のあるスポーツになってると思います。
そういうのが無いとどうしてもぬるま湯に浸かるし、他より努力をしないと生き残れない…よりはどうしても努力をしなくなります。

だから良くも悪くも戦国リーグ、ドングリの背比べ感が否めません。プロサッカーの大事な魅力がスポイルされてます。

なので、そういうプロなのに妙な平等感のあるリーグを作った方が、イニエスタ的な投資をしろというのは、もう関係の無くなった人のただの言いたい放題にしか聞こえない。
スゴい投資を出来なくなるような仕組みのトップがチェアマンだったわけでしょ?

クラブに対しての提言をされる前に、Jリーグの改革を提言されてはいかがですか?
プロ本来の、もっと競争が激しくなり、魅力がどんどん増していくリーグじゃないと衰えてく一方だと思いますが。
そっちの方が、クラブの問題よりも遥かに優先して解決されるべき事です。

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