美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

ワールドカップ見てると

日本の初戦、コロンビアに勝ったのはとにかく良かった。槙野、航が出なかったのは残念だけど、長谷部も元気も貢献したし、少しはホッとしたでしょう(^-^)

次のセネガルに勝てないと相当苦しいけど、がんばってほしい。


ただ他の試合もいくつか見て思ったのは、日本は今もこれからも相当苦労しそうだなということ。

昔からの強豪国と中堅国との差はもっと縮まったと思うけど、その中堅国と日本との差は広がってるように見えるんだよな〜(^^;)

もちろん今回の日本が直前の監督交替で、強みのはずのグループ戦術で差を作れない…という問題はありますが、それにしても驚きなのが、メキシコやセネガル、モロッコ等の、フィジカルを生かした戦術のレベルの高さ。


長い流れで見ると、国独特のサッカーというのはどんどん薄れてきていたし、クラブのサッカーに比べて個の能力に頼ったサッカーだった代表のサッカーもどんどんグループのサッカーになってきてました。

でも、今回見たメキシコ、セネガル、モロッコ等のサッカーは、もはや完全にコンチネンタルサッカーで、強豪国と比べてもほとんど変わらなくなってる印象です。
ちょっと前にクロップのドルトムントのサッカーはスゴいと思いましたが、乱暴にまとめると、中堅以上の全ての国がそのサッカーをやり、そのレベル差で勝負してる感じです。


ドイツやフランス、オランダが、移民系の選手達を活用してフィジカルをすごく向上させたけど、中堅国も二重国籍や移民系の選手を生かして、グループとしてすごくハイレベルなサッカーをしてるように見えました。
メキシコがドイツに勝ったのが大金星扱いなのにすごく違和感を感じるほど。


だいぶ昔にペレが、2000年までにアフリカ勢がワールドカップ優勝すると言ったけど、現実にはそれからもう18年。

でも、今回の中堅各国のサッカーは、まさにそれを予感させます。イタリアやオランダはワールドカップに出ることすら出来ず、アルゼンチンやドイツはすごく苦労してる。
彼らは予選のらりくらり、クラブの過密日程でコンディションへろへろでもグループリーグで調整…で乗り切ってきたけど、今後はコンディション、モチベーション、グループ戦術を綿密に高めるやり方を確実に実行しないと、簡単に負けてしまうことを痛感してるでしょう。


そんな中で日本は…もちろん今の選手達がグループとしてまとまって少しの運があれば、コロンビアに勝てるのはしっかり実証できましたが、セネガルポーランドにもかなり苦戦しそう。

それだけ今の中堅国の戦術、スキル、パワー、スピード、俊敏性のレベルは高い。
日本が他国との差としていた献身や団結力は、どんどん他の国もレベルを上げてるように見えます。もう、どの国も必死。


Jリーグや育成とか、全国1つの方向性で根本的に変えないと、世界の進歩に取り残されそうな予感を強く感じました。
直前にスポンサー要因で違約金払って監督を代えるとか、大失態を犯しても誰も何も責任を取らない日本はその時点で論外かもしれませんね(^^;)

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村