美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

ACL final 2nd Leg vsアルヒラル 20191124

私個人的にもACLファイナルは3回目。これが味わえてるのもレッズのサポをやってきたおかげですが、アジアの頂点に立とうという戦いはやはり独特の空気感。

既に十分広い東アジアのチャンピオンになってるから、大陸チャンピオン同士の戦い的な感じもあって、中東のお客さんをかなり見かけた今日はまさにそんな感じ。


早めに行ってガチャや1,000円クジもやったけど、今日のは正直イマイチ。ちょっとだけで終了です。

スタメンは今のベスト。1st Legかなりやられた関根の後ろ、槙野の横をどう手当てしてくるか、それを非公開練習でやってきたと思ったけど…


始まると、またそこをガンガン狙われます。明らかにサイドの2on2で不利になっていて、広州恒大戦の真逆パターン。
槙野とカリージョはスピードのミスマッチ。ホントに手当てしたのかな?

レッズは大輔・岩波がゴミス・ジョビンコにかなりプレッシャーかけられて全く組み立てられない。
時々苦し紛れにファブに当てたボールがうまく繋がって左サイド関根の所でチャンスになりかけますが、アルヒラルの戻りも早〜い(゚o゚;)
なっても単発のチャンスにしかなりません。

逆にレッズが奪われるとそこから攻めへの切り替えもめちゃめちゃ早い。攻守の切り替えでここまで明らかに差が出てしまうものか…


レッズのプレスもかかりません。
広州恒大戦のレッズなら大輔がもっとバックライン上げてコンパクトになるけど、左サイド裏へのロングボールが怖いし、アルヒラル広州恒大とでは一人一人のスキルや判断スピードがまるで違う。上げたくても上げられない…

これがゴミスの言ってた、レッズは失点を怖がって…の一部だと思うけど、確かに点を先に取らなきゃいけないチームとして消極的というのは分かります。

それでもここまでやられ過ぎると消極的になっちゃうのはある程度しょうがない。
問題は、この2週間でどんな問題点を重要視して、どんな対策を打ち、どんなストロングポイントを生かそうとしたのか、そして対策が嵌まらなかった場合はどうしようとしてたのか…それが残念ながら見えなかった事です。


サイドのやられ方が尋常じゃなかった所にそれが表れてました。

橋岡はフィジカルが通用しなかった時のとても悪い橋岡でしたね。
周作のフィードの競り合いもほぼ勝てなかったし、ボールを持った(持たされた)時の判断の悪さ、遅さが致命的。こういう試合なら、彼には守備に集中させてあげたかった。

関根は、イエローカードの信じられないもらい方からも分かるように、かなり追い詰められてました。
どういう指示だったのかもあるけど、見た目にはタスクが多すぎて、それを明らかにこなせてないし、相手に負けてる自分への苛立ちがどうしようもなく大きくなっちゃった…ように見えました。彼はチームを助けるために戻ってきた責任感を必要以上に背負ってるし、それは関根のチーム愛の大きさでもあるけど…

1st Legで両サイドがヤバいのはある程度見えてたはず。それでも2人にはいっぱいタスクを与えるしかない、簡単に言えば「ガンバレ❗」しかなかった(そうせざるをえなかった)のかなと、あくまで想像ですが…それでここまでやられてしまうと、彼らには傷しか残りません。


前半は何とか耐えますが、これもアルヒラルがそれほどムリして点を取りに来なかった事と、レッズに事故的にでも点を取られる事を避けたかったからと思います。それよりもレッズを走らせてチカラを削ぐ事を優先させたのかなと…

後半になって流れを変えたかったけど、サイドチェンジが少し増えたくらいで、アルヒラルはそれにもしっかりついてきます。


アルヒラルが唯一怖かったのは、点を取られることで空気がガラリと変わってしまう事だったでしょう。
それだけは確実に避けるために、じっくりじっくりとカウンターやサイド攻撃でボディーブローのようにレッズを弱めて、最後スピードアップしてサイドチェンジからのダイレクトで仕留めた感じでしょうか。
点を取った時間も、そこからの反撃で3点を取るには絶望的で、それすら計算に入ってたのかなと思えるほど。

ちょっと別のレベルかと思うくらい違いを見せつけられましたね。アルヒラルの強さはスゴかった。

レッズは悪いところがいっぱい出ました。J1や東アジアCLならごまかせてた部分が、アルヒラル先生に全部明らかにされて採点されてしまった感じでしょうか。


それでも、いやだからこそ、この2週間で特別な対策を考えて実行するべきでした。したけど出来なかった、のかもしれないけど…
しっかりと選手の特性に合った役割を与え、迷いを少なくさせれば、そこまで差が付かないプレーが出来る選手たちのはず。
少なくとも、あそこまで自信喪失な感じになることはなかったはずです。


私が言ってた、ACLで残留争いへの勢いをつける…事は残念ながら出来なかった。むしろショックが強すぎないか心配です。

もちろん、そんな弱気になってるヒマは無くFC東京戦はやってきます。彼らの強さを信じるしかありません。

個人的には次のFC東京戦こそ、ACLファイナル並のサポートが必要と思います。
私も参戦しますが、他のレッズサポの皆さんもそう考えてくれると信じたい。
そして大槻監督とコーチ・スタッフの皆さんは、この1週間の選手の回復とモチベーションアップに全てを賭けて欲しい。

今こそ"We are Reds" ONE TEAMになって残留しましょう❗


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