美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

レッズ❤を確認する6月⑦

山岸範宏

周作の次に書くGKをどうしようか都築と迷ったけど、"ギシさん"こと山岸にしました。

レッズは他のクラブが外国籍選手に頼ることの多いGKというポジションで(ミロを除き)日本人選手で賄ってきたうえに、控えからも素晴らしいGKを輩出してきました。

今の時点でも西部や本間は清水と水戸に在籍し(すげ〜…)京都の順大・新潟の大谷・長崎の徳重とJ2以上に5人もいます。

安藤は大宮でしっかり出場したし、レギュラー組以上にサブ組が素晴らしいと思ってました。

そんな中、Jリーグ全体を見渡しても異色だったのが、山岸と都築のライバル関係。

山岸がレッズに入ったのは2001年だからJ2から上がった年。この年は西部が正GKだったけど、2002年始まってすぐに山岸がレギュラーになりましたね。

2002・03年はエメ大爆発、その上り調子に乗っかって、2003年ナビスコカップ初優勝を経験…とはなりませんでした。
この年ガンバから移籍してきた都築に途中からポジションを奪われ、ファイナルをベンチから見ることになりました。
でもこれは始まりにすぎず、2009年までの7年間(❗)どっちかがレギュラーでどちらかがサブという、代表クラス2人のおかしな関係が続きました(^^;)

2006年リーグ初優勝の時は山岸、2007年ACL優勝の時は都築…と分け合ってる感もありますが、天皇杯は2回とも都築だし、2人が重なってる間はどちらかといえば都築が多かったのかな。よく2人とも我慢できましたね(^^;)

2人を比較すると、センスとトータル能力の都築、シュートストップとメンタルの山岸…かな。タイプが全然違ったのが良かったかもしれません。
どっちが優れてるとかは無かったし、代わるタイミングはケガや代表があって…とかだったから、1つしかポジションがないGKの難しさでした。

個人的なタイプは都築のようなGKだけど山岸にはかなり惹かれました。
とにかく最後の砦として最強に頼りになるのと、彼がベンチにいるときの雰囲気がすごく良かったところかな。
人間性も素晴らしかったですね。山岸がベンチにいた当時のレッズは大変な贅沢でした。

都築の方が先に引退して、また正GKに戻ったけど、その後少しで順大が台頭してきて、ミシャになったら足下の差で順大がレギュラーになってしまいました。

2013年に失点が増えたらまたレギュラー戻ったりしたけど、2014年に周作が来てさらに厳しくなり、山形へレンタル。
そのまま山形→北九州で引退。山形ではプレーオフで磐田に競り勝つヘディングシュートを決めて伝説になりましたね。これはいつ見てもトリハダモノです。


J2昇格プレーオフ山岸ゴール


結果レッズには生え抜きで13年半もいてくれて137試合。うーん…彼の実力としてはあまりに少ないとは思いますが、インパクトはそれ以上、周作が来るまでレッズのキーパーといえば"ギシさん"でした。

暢久の引退試合の時も盛り上げてくれました。やっぱり彼のような人はチームにとても必要です。
今はJFAアカデミーのコーチという事ですが、その後はレッズに戻ってきて欲しいな…

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