美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

ルヴァンQF vs川崎 1st leg @駒場 20210901

オリンピック中断明け後6戦して結果が出るようになってきたレッズ。

その流れのまま、ハードスケジュールのままも継続でルヴァン川崎2連戦。さらに初戦がホーム駒場というのは、非常に難しいシチュエーション。

休み明けから悩ませているのは、コンディションも戦術理解度もバラバラな上に初めての組み合わせも多いしすり合わせする時間も無いし結果も出していかなくちゃいけないしグループを成長させなきゃいけない…と色んな要素を同時にバランスよく追求しなければならない難しさ。

よく考えたら去年のレッズも全体はそんな感じで、育成も結果も含めいっぱい追求してどれも中途半端になってしまったのが去年。

そんな難題に対して、今日のリカの答えは江坂と佳穂の2トップ(江坂1トップ?)でした。

4日前のリーグ湘南戦のレビューで、早く江坂と佳穂の同時起用をリカはやりたいんだろうな…と書きましたが、まさかこの試合で2トップ同時起用をするとは思いませんでした。
シーズン最初の頃の武藤1トップに似た意外性があり、これは川崎は予想していたとしても順位は下の方だっただろうな…と思われます。


それでもスタメンやベンチメンバーを見ると、リカの苦労が伺えます。

彩艶のスタメンは計画通りでしょうが、酒井が代表で抜かれている右サイドバックはウガを使って左はヘロヘロの明本を頼りにせざるを得ず、西や山中は間に合わなかったみたいですね。
そしてまさかのキャスパーと慎三のベンチ外。それぞれ理由は全く違うと思いますが、リカは江坂と佳穂をFWで使うことにした時点で腹を括ったんだろうなと思いますし、キャスパーのコンディションもなかなかに厳しいんだろうなと。

それでもなぜかデンちゃんが戻って来ないセンターバックは、槙野とショルツを45分ずつ分けてコンディション調整したり、移籍してきて連日スタメンの平野は後半19分で敦樹と交代して疲労蓄積を最小限にしたりと、リカの細やかな配慮が見え隠れします。


それだけ苦労して組んだメンバーとしては、ほぼベストの戦いが出来たのかなと思いますね。

特に前半は前節までの割り切ったサッカーからは驚きのパスサッカー。
いい意味である程度開き直ってチャレンジ出来た感じもありますが、江坂佳穂の2トップにして一番のメリットである機動力と技術を最大限生かせました。

川崎のようなチームだからハマったのかもしれませんが、だからこそやっぱりリカはスゴイという結論になります。

地力は上の川崎に押される時間帯も当然ある程度あったし、変なPKで同点にされてしまいましたが、今のレッズの立ち位置を確認したい一戦としては多くの収穫がありました。
これだからまだまだ厳しい今年の戦いに希望を持つことが出来ます。2ndレグがどうなるか分かりませんが、勝っても負けても納得できる戦いになりそうでまた楽しみです。


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