美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

ルヴァンQF vs川崎 2nd leg away 20210905

1stレグが内容の割に結果アウェーゴール取られての引き分けと少し残念だったレッズ。

ただ私的に割と楽観的だったのは、川崎のセンターバックに負傷者続出だったのもありますが、川崎がそんなにやり方を変えてくるチームではないということと、であれば初戦の内容に手応えのあったリカはたぶんほぼ同じメンバーと同じやり方でスタートするだろうから(西や山中が間に合えば、特にウガの所は替えて欲しかったけど)割と早めにアウェーゴールを取って逆にかなり有利になるかも…と思ってました(後付けっぽいかもしれませんが)

結果全く同じメンバーでスタート。そして8分にいきなり江坂の先制ゴールと超理想的展開。
それにしてもショルツのような色んな能力のかなり高いパートナーを得て、岩波は負担が軽くなって持ち味を発揮してきましたね。素晴らしいフィードでした。
そして江坂は完璧なトラップからスピード殺さずキーパー股抜きシュートと、難しいプレーをいとも簡単にやるところがスゴイ。レッズの攻撃レベルが江坂だけでかなり上がった気がします。


このまま前半はうまくポゼッションしながら川崎を動かしてスタミナ奪う戦い方が出来れば、後半キャスパー投入でカウンター炸裂…とイメージ出来ましたが、得点後も思ったより攻めることができてそこで決めきれなかったことが、試合の流れを変えていきます。
決めきれなかった後川崎は少し並びを変えたようで、主導権を奪われます。そして前半最後に川崎らしいパスワークで崩されて同点。簡単には勝たせてくれません。

レッズもすぐ対策して、やや佳穂が下がり気味になったかな?後半入ってすぐはレッズがまたポゼッションし始めます。
その後キャスパーを汰木に代わって入れて、1点取って断然有利になる策は打ちましたが今度は少し停滞した感じになってしまいましたね。

停滞した流れを動かすのはセットプレーで、77分と83分にコーナーキックからやられてしまい、残り時間を考えるとかなり厳しくなりました。
いかにもトーナメントらしい勝負の決まり方で、正直決まったかな…と思いましたが、ここでレッズが大きく開き直れたことと、守り切ることがあまり得意そうに見えない川崎が守りに入ったことでスキができた感じでしょうか。

ほんの少しのスキだったと思いますが、さらに思ったよりかなり早い86分にキャスパーのゴールで1点取れた事で、今度は川崎が急に追い詰められた感じになったのがポイントでした。
フィールドに残った選手が比較的経験の少なめな選手が多かったようにも見えて、そうなるとレッズはさらに勢いが増します。

ラストプレーに近いセットプレーでレッズは槙野が入って彩艶も上がり、運も味方につけて最後槙野が押し込んで3-3の同点。アウェーゴールの差で勝ち抜けという劇的な展開になりました。


セットプレーやクロスに対する脆さ、ポゼッションの割にチャンスや決定機が少ない課題は引き続きとなってしまいましたが、今はそういう課題を共有確認しながらでも結果を残していくことが何より大事で、ルヴァンはACLに繋がらない大会ではあるものの、控え組のモチベーションを保つためにもコンペティションは多ければ多いほどこれからのレッズには良いこと。
また実戦は戦術理解を高める一番の手段であり、けが人が戻れば選手層が厚くなるレッズにとってはとっても必要な大会だと思います。

また若い選手が多くなったレッズには、こういう勝負への執念というか、戦術志向に偏りがちな考え方に対して勝負の原点を体感させるというか、成功体験を刻み込む事が必要と思いますね。


今日もしっかりボール保持からの攻めが出来たことで、平野や佳穂を始め自信をつけた選手も多い事でしょう。
チーム全体としても川崎という、格好の立ち位置確認チームに対してグッドゲームが出来たことが一番の収穫かもしれません。

次はやっと5日間間隔があるので、少しでもコンディションを整えてほしいし、この試合で積み上げたものをまたリーグ戦に生かしてほしいですね。


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