美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

WEリーグ 駒場 vs相模原20210920

スタートした女性のプロフットボールリーグWEリーグ。

以前から始まる気運はあったようですが、色々あって今年になったらしく。
率直に、ワールドカップ優勝の後とか、もっと熱が高まっていた時に始めてれば良かったのに…との想いは拭えないし、コロナ禍でもありタイミングが悪いです。

もちろんプロリーグを始めるからには、骨太な方針の下、かなりの覚悟をもって運営していくだろうとは理解しますが、Bリーグ等と比べても"プロらしい"仕掛けやエンタメ感やメディア戦略が足りないし、"プロになったからどこがどう変わったのか"が分かりにくいです。


そんな中レッズは去年なでしこリーグを優勝した時と主力がほぼ変わらず。

ベレーザINACですらけっこう入れ替えがあって、他は寄せ集めだったり、やっとプロとしての体裁を整えた…なクラブが多い中、成熟度で圧倒的有利だし、優勝争いはほぼ確実、実際優勝するかもしれません。

ただ、これが去年までのアマチュアなら最高と思えますが、プロである以上物足りなさは否めません。

マチュア時のレッズレディースは、浦和出身の超エリートをチームの骨格にして、常磐木学園卒で肉付けし、足りない部分を他クラブのエースクラス引き抜きで補う…という考え方でした。

でもそれではプロとしては足りない。
外国籍選手や熊谷選手とかをムリにでも連れてくることで、レッズレディース生え抜きで力の足りない選手は弾かれていくかもしれませんが、それをしてでも他クラブを圧倒してぶっちぎりの優勝することがレッズに求められてる気がします。

WEリーグが日本女子サッカーのレベルを上げるのが目的なら、やっぱりJリーグ創生期のように個のレベルを無理矢理にでも上げなくちゃいけないと思いますね。



そんな想いを抱きながら駒場開幕戦へ。



賑わいは感じますが、結果3,200人。コロナ禍を考えれば上々かもしれませんが、日本女子サッカーの命運が掛かったスタートと思うとやっぱり物足りない。
試合終了後のインタビューで楠瀬監督は目標5,000人と、現コロナ禍での上限を口にされてましたが、これは最低限といっていいでしょう。5,000人でも収益化出来るの?と疑いたくなります。

間違っても、プロ化した事で各クラブの経営が厳しくなったり分不相応な目標だったりで、あっという間にアマチュアに戻るだけでなく、体力的に大変で解散するクラブがいくつか出てしまう…というオチにはならないで欲しい。






URAWAだんご普通に美味しかった。埼スタでも出して欲しいな。


エルゴラスポニチの号外。こういうのはそれこそ浦和と名の付く駅全部で試合前1週間くらいで配るとか。

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試合序盤は相模原のプレスや外国籍選手FWに入った時の対処に苦労しました。

ですが10分に猶本選手の素晴らしいコーナーキックから、ファーの高橋選手ヘディングで先制。これが大きかったです。

それでも前半は相模原の運動量やフィジカルにうまく繋げず、ラストにはカウンターからバーに当たるシュートまで打たれ、この時間帯にやられてしまうプレーじゃないよねと思いましたが。

後半は一方的なレッズペース。
技術戦術体力スピードいずれもレッズの方が上で、相模原も選手交代で運動量補填しますが、レッズのパス回しに全く追いつけない。
攻められそうな気配は外国籍選手の一発だけで、いつでも追加点が入りそうな感じでした。

82分に菅澤選手が裏へあっさりと抜け出して追加点(オフサイドっぽい?)。これで決着でした。

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プレシーズンマッチの時も思いましたが、今のレッズレディースのサッカーはかなりハイレベルで、リカルドサッカーレディース版?と思えるほど。

これで相手にあっさり裏を取られるクセが無くなれば、また今年も独走出来るかもしれませんね。
私が言った不安など関係なく、圧倒的なチーム力でWEリーグに衝撃を与えて欲しいです。

大宮とのさいたまダービーは見に行けませんが、次の駒場長野戦は見に行こうと思います。

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