美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

SILENT SIREN LIVE @日比谷野外音楽堂 20210925

日比谷野音に来るのも18年くらいぶりだけど、たぶんその時に入口にある噴水のところは通ってないので、この噴水は子供の頃以来かもしれない。

f:id:unapy:20210926190432j:plain

ひょっとしたら変わってるのかもしれないけど、ここは子供の頃なぜか両親がよく連れてきてくれた場所(当時は柏に住んでいたのに)で、急にタイムスリップしたような感覚に陥りました。
今日のLIVEもなかなか気持ちの持っていき方が難しいので、なんとも表現しずらい感情になってしまったなぁ…

f:id:unapy:20210926190500j:plain

f:id:unapy:20210926190524j:plain

SILENT SIREN (サイサイ)にとって今回のライブはとても意味が深くて、10周年の一年前から告知していたのにコロナ影響で延び延びになってしまって、やっと丸11年のタイミングで行うことが出来た。富士山麓でやる予定だったのでそのリベンジの意味も込められてました。

ところがLIVE前日になって急な告知があり、今日のLIVEをもってリーダーでドラムの梅村妃奈子さん(ひなんちゅ)が脱退するとのことで驚天動地の事態になってしまいました。

理由は30歳になって新しいことにチャレンジしたい…とのことですが具体的には分からず。
サイサイはこの数年でかなり知名度があるバンドになって、スポンサーやスタッフの人件費等、下品に言えば相当な金や契約が絡んでるはずで、この突然のタイミングでの脱退はやっぱり何かあったのかな…と勘ぐってしまうのはいい年のおじさんとして当然。

さらにメンバーですら知らされたのは前週と、受け止めてLIVEにのぞむにはあまりにも時間が無さすぎです。
さすがに3人にはオープンにしない理由が伝えられてるはずで、これをもって純粋にLIVEを楽しむ…というのは無理があり過ぎました。

例えば、なんでこのLIVEの後少し経ってからの発表にしてくれなかったのかなぁ…とか、その発表の後に改めてさよならLIVEとかをしてくれればスッキリするのに…とか、なんでそんなに慌てる必要あるのかなぁ…とかetc…



そんなモヤモヤを抱えたままLIVEがスタート。
どうしてもMCの雰囲気やメンバーの表情に注目してしまいますが…やっぱりぎこちない。
いつものまったりしてたり、事前にネタを仕込んだりしたMCでは全く無く、当然といえば当然ですが事態をしっかり消化できてない雰囲気がありあり。そりゃそうだよね…

でもそれとは反比例にLIVE自体はめちゃめちゃ良いのが却って複雑な感情を助長します 。
フジヤマディスコ””Dance MusiQ"”KAKUMEI""stella☆””ALC.MONSTER""恋のエスパー””HERO"……”恋のエスパー”の途中には11年を遡ってのメドレーもあって、神セトリでした。

”stella☆”の途中にはすぅが声を詰まらせる場面もあり、この曲への想いや感情を抑えきれないところも切なくなります。

でもメンバーをしっかり見ると、そういう所を極力出さないように、LIVEは楽しいもの…を懸命にやっている表情や仕草が感じられ、胸が締め付けられます。

そしてやっぱりサイサイの生音・LIVEは最高だし、サイサイはなくならず3人が続けてくれるし、曲は変わらず聴いていくし…と思えてきました。

こういう辞め方や考え方はひなんちゅらしいといえばそうだし、コロナ禍で考える時間が長いと今のままでいいのか?となってしまうのも理解できるしね。

”チェリボム”をラストにやってアンコール無し。
もっと泣くかと思ったけど、最後の挨拶以外はそれほどでもなく。
ひなんちゅの表情を見てるとこれからに向けての希望が感じられたし、色んな問題はたぶんあるにせよまた元気で会えそうな気がしてきました。

すぅとあいにゃんとゆかるんは解散を選択しなくて良かったし、もう少し時間が経てばこれからのサイサイについても分かってくるかな。

3人になっても元気なサイサイに会えることを願ってます。4人のこれからを応援したいな。がんばれ〜

にほんブログ村 音楽ブログ ライブ・コンサートへ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村