美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

いることが大変なクラブ

キャンプの日程が進んでますが、キャスパーや江坂が合流してから数日経過し、コンディション不良の選手やモーベルグを除いて、やっとクラブが今年戦う体制がおぼろげながら整った感じでしょうか。

もちろん新しい外国籍FW選手獲得のニュースが待たれますが、モーベルグすら入国出来てない状況では少なくとも開幕にはアテにできないでしょう。キャスパー入れるパターンと入れないパターンの2チームである程度固めて開幕に突入せざるを得ないかなと。



それにしても、今年入ってくれた選手たちの様子が聞こえてくるにつけ、今年こそはホントに2チーム分の戦力かもしれないとの思いが強くなってきます。

レッズは第一次オジェック体制以降基本的に戦力が厚い状態でずっと来てますが、あのギドでリーグ優勝した頃やミシャ時代の最盛期ですら、ホントの意味での”2チーム分の戦力”にはなりませんでした。


そこにはレッズ特有の部分合わせて色んな事情がありましたが、なかなかレギュラー組とサブ組に試合勘含め格差があり、戦力を生かせてない状態を解消できませんでしたね。

ところが昨年リカルド監督になってから時間経過するごとに、どんどんレギュラーになる基準が上がってくるような感覚が増していきました。

これは30年のレッズの歴史でもほとんど感じた事のない感覚で、気が付けば2020年にいた選手で残ってるのは周作、柴戸、関根、岩波だけ。もちろん年齢や戦術に合う合わないやコストカットの側面はあるにせよ、この2年間は壮大な選手サバイバル合戦だった感じもするのです。


しかも去年試合を見ていると分かるように、リカの起用は純粋な選手の能力(+戦術理解)が基準で、年齢やキャリア・クラブでの重要度や人気・ユース上がりかどうか…等はほとんど考慮されてなかった(埼スタ最終清水戦を除き)と思えます。

武藤や関根がエリートリーグで結果を残したらスタメンで使われる…な流れがあったように、そこには健全な競争がありました。



そんな流れを実感してか、シーズン終盤にベテラン選手の引退や構想外が明らかになった頃関根がコメントしてたのは、レッズは”いることが大変なクラブ”ですと。

ここ数年と比べドリブルのキレも戻ったし、インサイドハーフ的なプレーも出来るようになって、来年浦和を背負ってくれるんだろうな…と思った頃でもあったので、意外でもあり納得でもありでした。


今年は昨年リカ戦術の理解が進んだ一年をさらに熟成させる年になるけど、一方で昨年レギュラーとして生き残った組対各ポジションに新加入組のガチ対決の年にもなる感じ。

西野TDが仰る野心を持った選手の集まり・勝利への飢餓感というコンセプトがここにも落とし込まれてるなと感じます。


私のようなオールドファンには隔世の感。このまま突き進んでもらえれば、結果がどう出るかは別にして、しっかり検証されればいいんじゃないかなと思います。

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