美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 埼スタ vs湘南2022.03.06

久々に大宮駅からバスで浦和学院へ。
そういえば安居はここ出身で、いつも埼スタを見ていたからレッズを選んでくれた…な話がありました。

浦和学院から歩いて20分かかりますが、浦和美園駅からでも歩いて20分はかかるので、大宮から埼スタに行くのに一つの選択肢です。休日は1時間に1本くらいしかないのが難点ですが。

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今日のスタメンサプライズは岩尾と平野のボランチ同時起用。
ベンチに柴戸が入ってないのも驚いたけど、思った以上にコンディション重視で疲労を均等化しようとするリカの努力が見て取れます。


これは去年もそうでしたが、結果が出てない時でもこれをやろうとするのがリカを信用できる理由の一つです。

全体が見えているというか、焦ってない感じはとても好感が持てます。



そして岩尾平野パターンは湘南もなかなか読めなかったのでは。

去年までの湘南のイメージなら、中盤の競り合いやセカンドボール争いに負けるわけにはいかない…と考えるから敦樹か柴戸の少なくともどちらかを起用するだろうと。

ですが試合始まると、まるでリカがそれを読んでたかのように湘南はCBにプレッシャーをあまりかけてきません(かけられなかった?)。

レッズのボランチからFWまでにブロックを作って、そこにボールが入ってきたら強く行くけど、ショレや岩波は割と自由にボールを持てます。

ガンバ戦では逆にCBに強くプレスしてきたからそれを外してボランチが前を向けたけど、湘南戦ではそのシーンは少なめで、岩尾も平野も効いてたけどガンバ戦より効果的な攻撃は少なめでした。



ただ湘南も繋いでくるので、怖さが無い。

レッズのポゼッションを高い位置で奪ってショートカウンター…が一番怖かったけど、繋ぎながら相手に圧力をかけられる雰囲気はないので、レッズも落ち着いてました。


前半16分にショレから江坂への楔から、スペースへ大畑⇒リターン江坂のダイレクトシュートが決まりました。
ガンバ戦より崩したチャンスは少なめでも決めるべき時に決めれば落ち着く試合になりますね。


その後湘南にもチャンスはありますが、レッズの自滅さえ無ければそんなに崩されそうな雰囲気は無く、枠内シュートはほぼ無かったかなと。

平野の交代はもったいなかったけど、敦樹は黙々とタスクをこなし、やっぱり守備面や推進力さすがです。



後半に入ると湘南が真ん中で縦に入れるのが少なくなって、サイドのスピード勝負を挑んできました。

レッズも負けてないけど、自陣ペナルティエリア横でごちゃごちゃっとした後、フィフティボールが湘南側に渡ってしまうことでピンチになりました。
これは選手たちが体を張って防いでいたけど、出来ればもう少し相手の陣地内でプレーできる時間を長くしたかったです。


レッズはリードしていても、引っ掛けられるリスクを背負ってもあえて繋ごうとしてました。
これはこの試合の緊迫度を考えれば微妙だけど、このポリシーで1年戦っていくことを考えると良かったと思いますね。

さすがに最後の15分くらいは周作から蹴っていたし、ウェリントンに対して犬飼を対策で入れたりしたけど、極力ポリシーを貫くやり方は好感持てます。

今日も試合内容全体は不格好だったけど、なんとか一年間戦っていく体制を整えながら、目の前の結果も求めつつ、コンディション調整やポジショナルプレーの熟成も求めていく…という5兎も6兎も同時に追いかけることが出来てました。

これこそ今年はJ1優勝を目標にするというクラブの考え方と一致してると思うし、全体像からの落とし込みが出来ている証拠だと思うので、クラブ・リカ・スタッフ選手たちには今の方向性で一致して貫いてほしいですね。



試合最後にはロングボールを明本がキープして馬渡にパス、ダメ押しの2点目。
明本は退場の後気持ちの整理が出来てるか心配でしたが、今日もさらに追い回す迫力が凄かったし素晴らしい献身性でちょっと安心しました。


ここで次の鳥栖戦まで1週間空くので、戻ってくる選手の合流も期待できるし、今年のレッズ第2形態がどうなるか楽しみにしたいと思います。

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