ジュビロ戦後の代表ウィーク。
幸か不幸か?レッズから代表に選出された宏樹・大畑・彩艶のうち宏樹と大畑は離脱。
#酒井宏樹 が怪我のため、3/24(木)と3/29(火)に行われるFIFAワールドカップカタール2022 アジア最終予選に臨む日本代表チームから離脱することとなりましたので、お知らせいたします。#urawareds #浦和レッズ #daihyo pic.twitter.com/qMwp2lRumO
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2022年3月19日
3/23(水)からドバイ(UAE)にて開幕する『ドバイカップU-23』に参加するU-21日本代表メンバーに選出されていた #大畑歩夢 が、怪我のため参加を辞退することになりましたので、お知らせいたします。#urawareds #浦和レッズ #daihyo pic.twitter.com/SgvFeDDdhR
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2022年3月20日
彩艶は先日の試合でフル出場して少なくとも0点に抑えたので良かった。
今後の出場機会をどう作っていくかはリカもじっくり考えてると思いますが、アンダーの代表では少なくとも出られそうなのが分かったので、レッズのカップ戦と合わせて総試合数の見通しが立ったかな。
宏樹と大畑はそもそもコンディションが良くない。
宏樹は明らかに勤続疲労だし、大畑はケガ明けのコンディション上がる前でも人数不足で使わざるを得なかった。
2週間でどこまで戻るか分かりませんが、休み明け数試合を欠場してでも今度はしっかり治してほしいし、可能な限り疲労回復してほしいです。
レッズはここまで結果が良くないけど、史上稀な人数の入れ替えがあったことや、コロナで人数揃うことすらピンチだったこと、リカが結果だけ追いかけなかったのもありました。
多くのサポーターはピンチをガマン出来てたと思うし、今後は戦術浸透を進めることはもちろん、誰がピッチに立ってもリカ式を表現できるように選手層を厚くしていくことが大事。
そのためには新加入選手のフィットが欠かせません。
大きく変わったとはいえ去年の骨格である天皇杯ファイナルのスタメンは全員残っているので、その争いに勝つのはなかなか大変です。
その中でも多く出場してるのは岩尾。
FFSCで先発して、そのプレーのインパクトが大きかった。
目立たないけど、立ち位置や周りを動かす部分はさすがで、間の取り方やリズムの作り方は職人芸に見えます。他のボランチ4人の良いお手本かなと。
ただ、京都戦や鳥栖戦では支配力を発揮出来なかったし、ガンバ戦の退場のように責任感からの空回りも感じられました。
コンディションがもっと上がって、周囲との意思疎通がもっとスムーズになってフィットしてくるのはまだこれから。
そうなった時に最強のゲームコントロールが完成するかもしれません。楽しみだな(^^♪
馬渡は去年までJ2にいて30歳、13人の中で期待値が高い方じゃなかったと思いますが、ここまでサイドのポリバレントとして最高の貢献をしてくれてます。
特に大畑も出られず明本はFWをやらなきゃの左サイドは、唯一起用できる選手として救ってくれました。
FKは質も精度も高く、アップダウンも献身的、リカ式のポジショニングもしっかりしてるので安心感が高い。
さすがリカの下で1年間戦っていて、毎年移籍しているだけに馴染むスピードも速い。
コミュニケーション力も高いみたいだし、ここまで最大の驚きかも。
苦労してきた経緯から、宏樹や大畑の控えになっても不満分子になる可能性も低そうです。レッズが一番長くいるクラブになってほしいですね。
松崎はここまでSHの主力の一人として、既に初ゴールも取ってるし、出だしとしてはまずまずでしょうか。
点を取った時の相手の外し方とかセンスを感じるし、サイドで時間を作りたい時のキープ力もあるし、リカ戦術が染み付いてくれば先発に向いてるかもしれません。
ただここまではフィットに苦労している雰囲気も感じますね。
チームのメンバーが揃わないことや、水戸でホットラインだった平野が出てないのもありますが、彼自身も言ってるようにレッズはなかなか待ってくれないクラブだし、リカは序列が変わりにくい監督です。
ACLを挟んでかなりのハードスケジュールになりますが、ここである程度結果を残せるかどうかが松崎にとって今年のポイントになりそう。
2ndユニは彼の27番を買ったし大学の後輩だし、一押しとして頑張ってほしいです。
大畑は移籍組では一番若く、骨折からの復帰途中だけに早くても5月以降かな…と思ってたら、45分限定とはいえ2月終わりの神戸戦にまさかのスタメン。
もちろんフィジカル的にはまだまだ…でしたが、明本を前に使うしかない以上大畑に頑張ってもらうしかない。
そういう意図かと思いましたが、思った以上に走れるしボールも持てるし守備も頑張ってました。
正直ちょっとハラハラしたし、当然ミスはあったけど、スクランブル的起用とは思えない素晴らしいプレーでした。
その後も45分から55分くらいのプレータイムだけど、ほぼ毎試合出場してポテンシャルの高さを感じさせます。
正直ACLはまたケガが怖いので微妙ですが、馬渡や明本とプレータイムを分け合ってコンディションを上げていってほしいです。
犬飼はここまでクローザーやパワープレイ的使われ方でしたが磐田戦で初スタメンフル出場。
コーナーキックからのヘディングシュートも決めてしっかり結果を残しました。
総合力タイプということで岩波と似てる印象だったけど、声の指示はかなり大きいし、持ち運びの積極性もあるし、ヘディングの強さといいけっこう違いが分かってきました。
積極性とポカは紙一重で今後出てくるかもしれないけど、ショレと組むと岩波もだいぶ違ったように犬飼も思わぬ力を発揮するかもしれません。
ハイレベルの争いでチーム力をアップさせていってほしいです。
宮本と安居の流経新卒組は1試合ずつ先発があり、最初の関門はクリアしてますが、2人ともその試合の出来は微妙で、特に安居はいきなりレギュラー…の声もあっただけに良くも無く悪くも無く…な感じ。
また戦術の難しさに苦労している様子が伺えます。
チームの動きの中でベストの立ち位置はどこか?
流動的に動く必要もあって、そこに慣れるまでにまだ時間はかかるかもしれない。
ただ2人ともフィットすれば十分活躍できそうな雰囲気を感じたのも確か。
安居がスタメンだった時はトップ下のようなポジションで本職じゃないし、宮本はボールを持った時の自信の無さが感じられました。
リカも使い過ぎて自信を無くす事も考慮してるでしょう。
今後少しずつ起用のスパンが短くなっていくはずで、その時のプレーに期待したいです。
モーベルグは初出場の磐田戦で絶大なインパクトを残したけど、コンディションからしてスケールはもう一回りも二回りも上な感じ。
ただ自由を与えてこその選手に見えたのも確かで、そういう選手をリカがどう起用していくか。
ACLでは最強かもしれないけど、Jでの緻密な戦術や、ストロングを消してくる相手の策にどう適応していくか。
意外にJリーグでは先発松崎・後半途中からモーベルグ…な使い方が増えそうな気もします。そのあたりどう変わっていくか注目していきたいな。
知念は数回ベンチ入りがあったかな?
苦労が多いシーズン最初だっただけにショレに代わって出るのはハードル高すぎでした。
実力的にはJトップのCBの方がリカサッカーの経験値も上なので、ここまでは想定範囲内でしょう。
ACLは超ハード日程なうえに、フィジカル勝負に強いらしく出番あるかもしれません。
そこに向けてしっかり調整して力を発揮してほしいです。期待してます。
木原・牲川・松尾については、まあ…清水戦が今シーズンのスタートということで(^-^;
工藤もアンダー代表選ばれてるし、チーム内の練習がレベル高いというところを見せて欲しい。
新加入選手にとっては他の選手以上にコロナ禍の影響は大きかったと思うけど、レッズが今年目標を達成するためには新加入選手の活躍が欠かせないし、それだけに出遅れを挽回できるチャンスはちゃんとありそうなのが好材料です。
シャルク選手を含め、今年のレッズはまだまだ違う形態が出てきそう。
ますます今年のレッズが楽しみになってきました。