美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 away vs清水 2022.07.16

清水は警報が出るなど危険な状況だったようですが、関東もそれなりに雨が降っていて、家族の用事で外出したわけですが外に出るとホントに厳しかった。

選手も大変ですが、移動を伴うサポーターもかなり大変。特に運転される方は気を遣っただろうな…と推測。
土曜なので最悪宿泊で逃れられるだけマシかもしれないけど、こういうのもやや近場アウェーあるあるだろうな…


私もまだまだバタバタしていて、やっぱり関東外のアウェーは行けません。用事から帰ってDAZN観戦。



まず驚きは大久保と大畑のベンチ外。
2人とも少し傷んだのかもしれないけど、大畑については、先日西野TDが若いタレントについての移籍があったらそれを補う補強をしなきゃとコメントしたばかりでちょっとドキッとしました。違うことを祈ります。


それにしても多くの方は9番の不在を色々仰いますが、私的には左サイドバックのインアウトもよく分からなかったので、こういう状況になる度に未だに不思議です。

山中とウガの退団はコストカットの色合いが強いでしょうが、大畑は負傷していただけに、後は馬渡と明本にLSBを託すしかない。
キャスパーが出遅れることも想定できる事から明本もFWと兼任にならざるを得ない、それだけになぜオギを戻さなかったのか?

オギは京都と継続するにあたって、求められるチームで…とコメントしてたのも微妙です。良い方に解釈すれば今年については…でしょうが。

馬渡がいきなりフィットしてくれたので助かりましたが、正直綱渡りで現在も層が薄い状態。
外国籍選手と同様、リスキーな獲得放出をしてるから宏樹・江坂のような選手を獲れるのかもしれないけど、サポーターとしてはやや心臓に悪い(^-^;




大脱線…前半はどちらかといえばレッズペースですが、最初の15分くらいは危険な場面を作られました。
1つは周作のビッグセーブに救われるといういつもの?展開。

レッズのビルドアップはそこまで上手くいってなかった印象ですが、清水リカルド監督によると最初のプレスがハマらなかったのが大きかった…と。
なるほど、確かに岩尾と周作を中心にした最初のところは、岩尾が前を向けてました。

ですがレッズも少し左サイドに偏重気味なのと、ファイナルサードの手前くらいの攻撃が上手くいきません。

清水の攻撃もPA内に入って来なくなったな…と思った前半終了間際に関根のシュートのこぼれ球を松尾が押し込んで先制。

この場面、その手前で左サイド大外の関根からインナーラップした明本に斜めのパスが入ったことが大きかったですね。

上げたクロスはゴール前を通り抜けますが、逆サイドのダビドにしっかり渡り、1ON1で引き付けた後フリーの関根に丁寧なパス。
スペースの使い方やタイミング、押し込んでのプレーだけに次の選手が余裕を持ってプレーできる、ほんのコンマ数秒の余裕だけどそこが以前との違いで、崩しの質が上がってると実感します。



後半はレッズが清水のハードワークをしっかり受け流しながらうまく空いてるスペースへボールを出せてたのが印象的で、この辺りの戦術眼はさすが岩尾でした。
リードすると特に抜群に発揮するなと感じましたね。これをやられるとスタミナが落ちてくる夏場はホントにキツい。

後半途中から江坂投入がハマりつつありますが、今日もこれがテキメン。


江坂自身は否定するでしょうが、彼には前を向いてスペースがある状況がピッタリかなと。
前半の佳穂がスペースを見つけて受けられる動きは素晴らしかったし、細かいところのパスはさすがだったので、彼にとっては不本意かもしれませんが、しばらくはこれで行った方がいいかもしれません。


その江坂が右サイドで絡んで数本の早いパス交換でしっかり崩し、グラウンダーのクロスに明本飛び込んでオウンゴール

その後スーパーなFKで1点差に詰められますが、5‐4のブロックにしてからは流れで崩されそうな雰囲気無く終了。



いつも試合の流れを決めるビルドアップの質ですが、今日は清水がイマイチだったのかレッズが良かったのか…でいえば、清水リカルド監督の言葉を借りて、レッズが良かったということにしましょう。

ショレが良かったのはいつも通りですが、岩波の持ち運ぶ姿やパスを出す雰囲気にスムーズさが出てきましたね。前はもう少しぎこちなかった気がします。
キックの質やパスの精度自体は以前から高かったので、だいぶリカから求められるプレーを出来るようになったかも。



そして縦パスがしっかり入ったのもこの試合の良いところ。
清水のボランチが佳穂や敦樹へしっかり当たれてなかったかもしれないけど、この真ん中の縦パスがホントに大きい。

今後もそういう試合をしてほしいけど、出来なくなった時にどれだけ現実的に出来るかも課題かもしれません。


ここでまた代表ウィーク。
この良い流れが一旦途切れるのを残念と見るか、再調整してトレーニング出来るメリットと見るかは微妙ですが、少なくともシーズン当初のコロナ禍から始まった短期的悪循環は一旦終わったと思いたいです。

今日の試合でも各選手の落ち着きが目立ちました。
こういうのも負けると勝つ気がないとか言いがかりをつけられる要因ですが、明らかに勝つことから来る落ち着きとどっしり感であり、しっかりポジション取って相手を引き寄せるプレーも多く見られたことから、選手たちがトレーニングの成果を出せるようになり、その成果がまた落ち着きと自信を生む…という好循環になりつつあると思います。

固定化によるコンビネーションと相互理解の深まりもさらに顕著になってきました。

2点目のパスワークや飛び出し等はその象徴でしたね。




このブランクは、これからリンセンを溶け込ませたいレッズには良い期間だと思います。

またシャルクや大久保、大畑、キャスパー等コンディション不良の選手たちが戻って来れる期間にもなると思うので、間にあるPSG戦は良い調整の場としてグッドゲームを見せて欲しいですね。

いやー、やっぱりネイマールやメッシを見れるのはホントに楽しみ!

川崎戦に向けてまた頑張っていきましょ~(^^)

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