海外の有名なクラブが来てくれるのはいつだって有難く、どうしてもプレシーズンになってしまいがちだけど、それでも日本での3クラブにレッズが選ばれた事は感謝したい。
Jリーグは各クラブの力が拮抗してるのが面白いんだけど、本来ならプロとしてもっと差が出るリーグであってほしい。
PSGはそんな本来のプロクラブのあるべき姿を詰め込んだクラブで、メッシ・ネイマール・エムバペというトップ3+世界選抜という現銀河系チーム。
今日私はこの3人のプレーを生で見れたわけですが、もちろんこの先こんな幸運に恵まれる瞬間は無いでしょう。
チケット代3万(!)かかりましたが、北ゴール側のライン延長上のバックスタンド席前から4番目の位置でした。
最高でしたが、前後半が逆ならメッシのCKが目の前だったのに…との思いは若干ありますが(^-^;
それでもエムバペがターンからニアをぶち抜いたシュートは、ターンの瞬間の瞬発力というかゲームのようなスピード感に鳥肌が立ちましたね。
基本技術のあまりの高さと、そこから来る余裕・視野の広さ・プレー判断の早さ…
フィジカル含め、全てが異次元でした。
それでも、レッズも最初のプレスからの決定機逸以降はプレッシャーから気圧された感じもありましたが、前半中ごろくらいからはスピード感にも慣れていいプレーが時々見られるようになりました。
良いポジションさえ取れてれば、しっかり楔が入る場面もあったし、そこからサイドへ…サイドの攻めもバリエーションあったし、普段のプレーのスピード感をさらに上げる努力が見て取れました。
これの練度を上げていけば、Jリーグでは上位のチーム力なんだろうなとイメージできます。
変に敗北感を感じすぎる必要はありません。
もちろん悔しさは必要ですが、自分たちのスタンダートとの差を身をもって体感することがとても重要で、それはまあある程度予測できたこと。
リカのサッカーの理想に対して一直線にブレずに進めば、もう少し差を詰められる確信も持てたことでしょう。
到達点が明らかになっていて、自分たちのやり方に疑いを持たない事がチーム力アップのスピードを上げる一番の要素だと思います。ここからレッズの熟成度アップが加速することを願います。
リンセンのケガさえ無ければ上々だったけどな…
これを言ってもしょうがないので、川崎戦はシャルクが戻っての最高の力を発揮しましょう。また現地でしっかり応援したいと思います。