美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

反田恭平LIVE@奈良県文化会館2022.07.12

この半年くらいずっと行きたかったピアニスト反田恭平さんのLIVEですが、とにかくチケットが取れない。

今回のツアーについてもかなり頑張りましたが、この日から一週間後の東京オペラシティでの公演はやっぱりダメ。
それでも奇跡的に奈良公演は取れました~(^^)やったぜ!

とはいえ…まだまだ忙しくてレッズのアウェーにも行けてないうえに、この日は平日の火曜。
いろいろやり繰りして行きました。



朝早く出発して、新大阪経由で法隆寺へ。

大阪駅(私鉄でいう梅田)からは直通で奈良へ行く快速が出ていて、これに乗ると20分で法隆寺駅に着いてしまいます。早い~

奈良と大阪がかなり近距離なことは昔の大阪在住時にある程度理解してましたが、法隆寺まで直通で行けるとは思ってませんでした。当時はJRほとんど乗らなかったからな。


駅からはコミュニティーバスのような感じのバスが30分に1本くらい出ていて、これに乗っていきます。歩いて25分くらいだったようですが。

約40年ぶり(!)小学校の修学旅行以来の法隆寺。当然当時の現地の記憶など全くありません。


新鮮な気持ちで、ちょっと事前勉強もしつつ回りました。

雨降ってるし、平日だけに当然人は少ないけど、小中学校の修学旅行と思われる集団が多いですね。時代は変わってもそこは同じ。





ただ、現代の社会では聖徳太子と呼ばず厩戸皇子なのは大きく変わったところですね。
これ私、2年くらい前まで知りませんでした(^-^;


呼び方もそうですが、奈良や京都等では今でも新しい調査発見があるようで、色々歴史の認識が変わって来てるのは追っかけなくちゃいけないなと思いますね。この辺りは自身の知識もアップデートしていかなくちゃです。


たまたま(ホントにたまたま)修学旅行の集団に説明されてる専門家?の話が耳に入ってきますが(^-^;これも時代は変わっても、生徒がちゃんと聞いてないのは変わりませんね。

自分の当時を思い出すと、私はけっこう歴史好きな方で勉強もちゃんとしてましたが、今の時点で見たり聞いたりしての深みとは全く違う浅いモノだったなと。
当時は8割くらいテストの穴埋め問題のためだったし、歴史は想像するもので幅も奥行も広いものだけど、小中学生くらいでは興味を持てないのも当たり前と感じます。

今の小中学生がディズニーや海外に行くのをあまりよく思わない方もいらっしゃるようですが、わざわざ修学なんてタイトル付けないで思い出作りでいいじゃんと思います。

それにしても法隆寺良かったな(^^)50才になってから来ると心に染み入りますね。


その後在来線で奈良駅へ。東大寺とか少し見た後、近鉄奈良駅付近まで戻ってきて奈良県文化会館へ。

1,000人ちょっとくらいのキャパですが歴史を感じます。クラシックのLIVEにはちょうどいいですね。

会場限定カバーデザインのエッセイと、ショパンコンクールから帰ってサントリーホールでの凱旋コンサートのCDを買ってから着席。


これもけっこう列並びましたね。やっぱり人気凄いなぁ。



LIVE前半はショパンの”英雄”含む5曲。
休憩挟んで後半はシューベルトでした。


私的には登場されただけで感動でしたが、弾き始めてのインパクトがとにかくスゴイ。

キャパはさほどでもないけど、クラシックのホールだけに広さはそれなりにあるけど、その1F最後部に座ってる私にまでとんでもない迫力で響いてきます。
一瞬アンプ通して音出してる?と疑ってしまうほど(そんなわけはないが)

言い方変えると、まるで目の前で弾いてるような音の輪郭の明瞭さというか。

そして繊細な部分はとことん繊細。赤ちゃんの産毛をそっと撫でてるような?みたいな。


今回のピアノは、ショパンコンクールで使用された(本人使用ではないが)シゲルカワイ。ワルシャワから取り寄せるという力の入り方。

ショパンコンクールの会場ワルシャワフィルハーモニーは広い会場らしく、体格的にハンディのある日本人には厳しいと言われてましたが、それをトレーニングでフィジカル鍛えたりされて日本人半世紀ぶりの2位。


私はこんなにピアノソロでインパクトのある音を聴いたことがありませんでした。

奈良まで来て最高でしたね(^^♪今度はぜひ東京で!

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