川崎がコロナ禍問題で揺れていた時にレッズは対戦して勝ちましたが、あの時いつレッズに起こってもおかしくないな…と思いこう書きました。
困った時にあれこれ口を挟まれるのは嫌なはずで、それを川崎にやるのはいかがなものか…という趣旨でした。
そして今回レッズにも起きてしまいましたね。
他チームサポに何言われても煽りに聞こえるし、レッズサポの皆さんも他チームの内情はあまり突っ込まない方がいいかなと思います。
結果的にGK3人入った川崎ほど酷くはないけど、それでも怪我の宏樹を含めるとACLの時から6人も欠いてるわけで、犬飼リンセン入れると8人も!主力がベンチ外。
特にディフェンスラインは深刻でベンチには1人もおらず、平野が戻ってきたのは朗報ですが、かなり苦しい台所事情でした。
ただ、救いはショレと岩尾を欠かなかった事。
この2人がいることで、柏相手でもレッズのサッカーが可能になりましたね。
注目は2列目より前をどう並べるか。
シャルク左サイドは予想通りだったけど、大久保トップ下はちょっと驚き。
関根敦樹インサイドハーフの大久保右ウィングかなと思ってました。
試合始まるとそれが大当たりだったのが分かります。
圧倒的にレッズがボールを持ちますが、スイッチの入れ所がはっきりしない印象だったのを、変えたのは大久保が前を向いた瞬間でした。
1点目はまさにそこから。
知念から大久保への楔から柏DFが潰しに来た所を反転一発で入れ替わり、ドリブルから裏に抜けた松尾へスルーパス。
冷静なシュートで先制点を取れました。
大久保の瞬発力とテクニックはスゴいですね。
360°からのプレッシャーも問題なさそうだし、パワーと決定力上がればプチマラドーナ・プチメッシいけるかも。
24分には岩尾の持ち出しから敦樹への縦パス、ゴール向きにトラップした敦樹からDFライン裏へスルーパス、中に絞ったシャルクが抜け出して2点目。
後半は前半ほど圧倒ではないけど、岩尾CKから明本経由で知念押し込んで3点目、関根がPK獲得してシャルク決めて4点目。
効率よく追加点決めて最後1つやられだけど試合運びとして全く問題なし。
今まで上手くいってなかったシャルクと知念が良いプレーをして点決めたのも大きい。
柏がレッズのポゼッションを制限できなかったのが1番大きな要因と思いますが、それを大幅に入れ替わったメンバーでやり切った事に価値があります。
名古屋アウェーでは結果的にローテーション上手くいかなかっただけに、戦術の浸透がさらに進んだのかも。
しかも岩尾以外は早めに交代できて、プレータイムの調整まで出来たのは望外の成果。
緊急事態からの過密5連戦はかなりヤバいイメージだったけど、少なくともスタートは最高になりました。
ここからどれだけの選手が戻ってくるかにもよるけど、やむを得ずのローテーションが良い方に働いてくれることを願いたいです。
キャスパーの不満解消と合わせて(?)リカのマネジメントに期待。
毎年気になる残留もどうやらほぼ(?)決まったようで、心おきなくルヴァン獲りとACL確保に全力を注げます。
水曜セレッソ戦もしっかりサポートしたいと思います。