目黒ブルースアレイでのTOKYO GROOVE JYOSHI(グル女)は2回目。
前回の席はアリーナ的テーブル席をぐるっと囲むようなカウンター席で、少し高くなってるのもあって見やすいし自分の世界に没頭できたけど、今回はなんとステージ前のテーブル席最前のすぐ後ろほぼ真ん中くらいという、見やすさも音的にも(たぶん)最高の席。
コース料理を頼んでたのでミュージックチャージ合わせて11,000円と、もちろんお高いけど十分納得。むしろコスパ良いと思わせてくれました。
開始1時間前に着いてそのコース料理が早速スタート。
・アミューズ 梨とモッツァレラチーズ
・オードブル 真鯛のカルパッチョ
・メイン スズキのポワレ
・パン
・抹茶NYチーズケーキ
・コーヒー
少しずつ雰囲気を味わいながら食べていきますが、しっかり料理人の手が入ってる感じのカルパッチョやスズキは特に美味しく、LIVEが始まる前にデザートを今出すかどうか聞きに来てくれたサービス含めて素晴らしかった。
正直プレート料理との値段差以上のものを感じましたね。
グル女はキーボード恵美さん、ベース星野李奈さん、ドラムMiMiさんの3人が基本メンバーですが、だいたいのLIVEはギターのカワコウさん、サックスの今井晴萌さんがサポートに入る5名体制が多い。
今日はそこにパーカッションの吉羽一星さんもサポートに入る6人。
間に休憩が入っての長丁場計20曲くらいはあったらしいけど、それを感じさせないあっという間だし、音環境も最高の席だったし、最高のグルーヴ感を味わえました。
曲の中では李奈さんオリジナル曲の”show time"がグル女バージョンになってスケール感が凄く、感動でした。
他にもムーディーな曲からテクニカルな曲まで変幻自在、グル女らしさが炸裂しました。
とてもとても贅沢な時間を味わうことができて幸せでしたね。世界的なYouTubeの再生回数に比べて国内の認知が低いなと感じますが、これだけ生音が強烈なバンドを一般的に名が知られるようになるには、コロナ禍の環境が少しは良くなったとはいえ現状難しいかもしれないのがもどかしいです。
それでも九州ツアーは好評だったみたいだし、ライブの音は日本が元気になる素だと思うので、色んな場面でグル女の音楽を広めていって欲しいな。