美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 埼スタ vs福岡 2022.11.05

あっという間の最終節。
今年も色々ありましたがとにかく例年以上に早かった印象で、もちろんワールドカップの影響で11月頭に終わってしまうことが原因だけど、レッズはACLもあったし、ジェットコースターのような成績とかコロナ禍とか濃密過ぎて息つく暇も無かった感じでした。

ただ、現状とても残念なのは先日発表されたリカルド監督の退任もそうですが、良くない年という結論で終わってしまいそうなこと。

その時点で私も言ってますが、3年計画の内容はともかくとして、”絶対優勝”などと言い切ってしまうのはやっぱり軽率というか、レッズサポーターの特性を分かっていないというか(分かっててもチャレンジしてしまった?)、西野TDはあまりにもストイックというか、結局は自分の首を絞めてしまった印象です。

このあたりはまた別途やろうと思いますが、まだ実質3年計画の2年目なのに、さらに2兎どころか3も4も追わなくちゃいけない、なおかつACL含むハードスケジュールや2回のコロナ禍影響、去年から10人以上入れ替わっている、もーやんがなかなかチームに来なかった、キャスパーのスタートが遅れた、リンセンがPSG戦でいきなりケガ…とエクスキューズを挙げればキリがないのに、真っ先に責任を取らされた(ように見える)リカが不憫で…実質はそんなに悪い年じゃなかったと思ってます。



ただ、最後の社長挨拶の話を先にしてしまいますが、例年通りの絶叫タイプは私的にやらないでね?と言っていたので残念ですが、内容的には悪くなかった。

というのも社長は経営が主で、確かに最終責任がある立場ですが、この3年計画では従来を否定して変わることが大事・それを達成することが出来た…という内容はありきたりではあるけど、サポーターとしてレッズを見ててもそれは感じられたこととの整合性が取れてるので、まずまずだったんじゃないかなと。

肝心の経営面では移籍等の資金を最大限捻出しながら、去年の結果としてなんとか少ないながら黒字にしたのは大したものだと思います。もちろん痛い血を流してますが、それも社長が現場に最大限任せてるような雰囲気を感じられたので良かった。
クラブとして変わってきてる事は感じられた。これでせめてACL圏内を確保出来ていればぜんぜん違ったんだろうけど。


試合についてはまずメンバーが驚きでしたね。

キャスパーや江坂、大畑や柴戸、リンセン・シャルクもベンチにおらず、本来のタレント力からは遠く離れたスタメンとベンチになってしまいました。

ただ、松崎以外はACL時に結果を出したメンバーが中心ともいえ、リカとしては最後に一番自分的にしっくりきたメンバーにしたかったんだろうな…と。


試合始まると福岡がプレッシャーをかけてきても上手く交わせていて、久々に岩尾が数多くボール持って前を向いてるように見えました。

福岡は残留が懸かってるので、必死に動いてくるところを交わせてるのは大きく、これで最後の崩しが数回でもうまくいけば先制点となり、守る福岡が前に出てくるところをカウンター狙い…となるはずでしたが。


なんとも動きの少ない試合になってしまいましたね。

福岡は最初のプレスが外された後は5バックで引き気味になるので、今年レッズが習得した(はずの)5バック崩しを発動すれば良かったけど、特に右サイドの攻めは停滞気味で、松崎と宮本は上手くタイミングを合わせることが出来てませんでした。

かといって左サイドや真ん中もうまくいっていた…とは言えず、推進力が出るのは大久保が前のスペースを見つけて持ち運んだ時くらいで、松尾が機能する場面もわずか。
佳穂は組立が上手くいかないと降りてくる回数が増えて真ん中ゴール前に人がいないし、なんとも消化不良なゲームになってしまいました。今年を象徴してしまったのかな。


それでも岩波のゴラッソで1点先制しますが、その後カウンターですぐに1点返されてしまうゲーム運びの拙さ。

ゴール前に走り込むファンマの表情が見えた時にスゴイ形相で、そこの必死さがやっぱりモチベーションの違いといってしまえばそれまでで、コンマ数秒の争いではそこが致命的になっちゃうんだろうな…と。


結果1-1で引き分け。

福岡の喜び爆発が印象的過ぎて、レッズのしょんぼり感が強調されてしまったのは最初にも言ったけど残念。

それでも最後選手のお子さんもピッチに出てきた時だけはほっこりしましたね。
シーズン終わりの寂しさはつきものですが、まだ今年は阿部ちゃん引退試合もあるしフランクフルトとの親善試合もあるしそこまでリカは指揮をとるし、もう少し今季を楽しむべくあがいてみたいと思います。





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