お昼に渋谷でタップダンスを見た後有楽町へ。東京国際フォーラムは久しぶりです。
東大阪では1部の共演パートナー熊谷和徳さんが体調不良でキャンセルしたため、1部ソロ、2部Piano Quintetでした。
今日は矢野顕子さんとのデュオが1部、前回同様Piano Quintetが2部。
私的に矢野顕子さんとのデュオは初めてですが、いつか来たかったんですよね。
上原ひろみさんと色んな方とのコラボを見てきましたが、一番イメージしずらかったのは矢野顕子さんでした。
ところが始まってみれば、さすがベテランデュオ。
グランドピアノを向かい合って弾き合う形ですが、スピード感といい、矢野顕子さんのボーカルとの響き方といい、技術と色っぽさとの融合がスゴい。
私個人的に矢野顕子さんの声色がそれほど好きというわけではないけど、上原ひろみさんが黒子に徹するとフォーラムに素晴らしいハーモニーが響き渡ります。
今日のパターンに来て正解でした。
2部Piano Quintetはもう4回目くらいかな。
各オーケストラから選ばれてきた弦楽奏者4人と上原ひろみさんとのコラボですが、5人の息の合い方が究極のところまで到達した感じ。
ホントに即興?と疑ってしまいますが、同じ曲でもところどころその日のノリで変えてるのが明らかに分かります。
一瞬目が合った後にバシッと決まる感じだったり、わざとほんの少し外したりだとか、技術と技術の戦いにも見えます。
それに釣られて客席のボルテージ上がる雰囲気だとか、最後のスタンディングオベーションだとか、何か少しコロナ前に戻った感じがして楽しかったな〜(^^)
アンコールは矢野顕子さんが戻っての歌ものだったり、さらに即興×即興みたいなカオスだったりとか、LIVEの醍醐味が集約されてました。
これだから上原ひろみさん最高です。
とはいえなかなかチケット取りにくいからまた次も気合入れなきゃかな…