美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズのコト、音楽と車のコトをおいしく

トヨタの新スポーツカーブランド

ニュースで報道されてますが、トヨタが新しいスポーツカーブランドとして「GR」を展開するとのこと。
従来からあったブランドGAZOO Racingの頭文字を取っていて、専門店を29年度中に39店舗開くというからスゴい。

豊田章男社長らしい考え方だなぁと思うのと同時に、こんなことは少なくとも日本ではトヨタしか出来ないな〜と思います。
今みたいにミニバンとエコカーと軽だけになっちゃうだいぶ前から、スポーツカーやクーペ等の車は日本では信じられないほど全く売れてません。

レクサスRC Fについて書いた時も、500万以下の運転趣味のための車は作らなくていいと思う…としましたが(^^;)それだけ圧倒的に売れない分野の車だけの販売店を39店舗も作るとは正気の沙汰ではありません。

車種を見るとプリウスとかのレーシングバージョンとのことで、スポーツカーとはちょっと違うのかもしれませんが、それでもかなりのチャレンジなのは間違いなく、トップの社長自らがレースカーを運転できるような人で、資金力のあるトヨタならではでしょう。

今後スポーツカーや普通のクーペ系の車にも手を出してくれるならいいなぁと思いますが、おそらく当面はメーカー系の部品でチューニングした車の販売が中心になるんでしょう。
86も自分仕様に出来たり…へ広がっていくかもしれません。

若い人に車の楽しさを知って欲しいっていう意図は分かりますし、これによって安くて楽しい車の選択肢が増えるようになってくれればなとも思いますが、定着にはスゴくハードルが高そうだなぁってことと、正直苦肉の策感が否めません。


感覚的には未だに日本社会は趣味の車や高級車が贅沢品で愚かなものだという考えを完全に捨てきれてなく、さらに今のエコ時代に至っては燃費が悪くて少人数しか乗れない車は罪悪でしかなく、世間から攻撃される対象でしかないように思えます。

トヨタのこういった努力が報われて欲しいなと思う一方、悪の車じゃないよという免罪感を武器に売れまくった車がプリウスとかのハイブリッドだと思うので、そんな日本社会の特性や空気感を上手く利用したメーカーが、真逆っぽい車の文化を定着させたいと言われても…という冷ややかな気持ちもあるわけです。


それだけ全体的な車離れが深刻だということでしょう。
私たち40代とかその上の車に親しんだ世代がまだまだ健在なのに、これだけ市場がシュリンクした上に軽が売れまくって単価も落ちるということは、そりゃ海外メーカーが東京モーターショーに出てくれなくなるよな〜です(^^;)
ここに狩猟や民族移動のための馬の延長に車がある欧米と、農耕民族村社会の日本とのDNA的違いまで根っこにはあるように思えて、希望的観測をなかなか持てません。

トヨタは以前軽自動車優遇に反対してますが、それは当時自分が軽を持ってないから…が1番大きいのもありますが、ただの足というだけでない車がもっと売れないと車社会全体が廃れるんじゃないかという危機感もあったはずです。
結局国や地方自治体は税収だけは確保したいけど、世間の悪者である車を援護した立場だけにはなりたくないからハードルを下げたりとかは絶対にしないので、業界トップのトヨタとしてやらざるをえない…っていう一面もあると思うな〜(^^;)


39店舗のうちのどこかに1回行ってみたいなと思いますし、発売する車にも注目したいと思います。

昔のトヨタ2000GT、ユーノスロードスターのような名車が出れば急に流れが変わり、そういう販売店網を敷いたトヨタが創業者利益を得る…なんて美味しいことになる可能性も若干ながらあると思います(^^;)
レクサスLFAも1つ間違えればそうなってたかもしれませんし、それが日本社会の面白いというかよく分からないところだとも思うので。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村