美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

クラシックなワールドカップの完全消滅

ドイツがまさかの負けで予選敗退。しかも、例えば日本がブラジルに勝ったマイアミの奇跡、みたいに大人と子供くらいの実力差があって…とかじゃなく、見てても韓国は勝ってもおかしくなくて、10回やれば2回は勝てるかもねな感じだった。

これものすごい驚きで、日本がコロンビアに勝ったのとはわけが違う。とにかく"格の違い"を感じなかったのが衝撃的です。

ドイツが崩したシーンはあまりにも少なく、どフリーのヘディングシュートを頭じゃなくて肩に当ててしまうとか(フンメルスだったっけ?)ワールドカップの神様を一番味方につけていたはずの国とは全く思えない。
そういったオーラとか自信も感じさせない、まるで悪いときのミシャレッズみたいな⁇(表現悪くてスイマセン(^^;)
ボールを持っても足下足下、スピード感やダイナミックさも無く、前に人数をかけては渋滞したり引っ掛かる。周作よりもさらに守備範囲が広いノイヤーのおかげでだいぶ助かったけど、リスク管理もヒヤヒヤもの。
どっか埼玉あたりでよく見た光景だよな〜と思いながら見てました(^^;)


振り返れば日韓ワールドカップの時にはもうクラシックなワールドカップは終わってたよね…いやいやその前のアメリカで終わってた…という方もいると思いますが、アメリカや日韓はヨーロッパや南米から離れていて、気候的な要素も強かった。
そして、なんだかんだ言ってブラジルドイツイタリアアルゼンチンあたりが優勝したり、どんなに苦戦しても最後は"格"とか"経験"とかで押し切っていた。

それが、ヨーロッパが圧倒的に強いはずのロシアで全く感じられなかったという意味で、私にとってクラシックなワールドカップが完全に終わった、記念碑的な試合になりましたね。

私のようなオールドタイプのサッカーファンにとってはやっぱり寂しいです。なぜなら、最後にはスターが輝いて優勝することこそがワールドカップの魅力だから。
ハイレベルなグループフットボールのレベル差を争う場としてなら、チャンピオンズリーグやクラブチームのトップの争いには勝てない。
もはや国ごとのサッカーの違いは全く無いに等しい。

ましてや今後はどんどんチーム数を増やすとか。どこへ向かおうとしてるのかワールドカップ。チャンピオンズリーグですら試合数を減らしてる時代に…
次のカタールワールドカップでトドメを刺されたことにならないことを祈りたいと思います。


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