美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

ユジャ・ワン&ニューヨークフィルLIVE @サントリーホール 20180313

久々のサントリーホール。いくつかLIVEを取り損ねてたし、サントリーホールのやつはあれもこれも予約しちゃおう…とはさすがにいかないので、狙い撃ちの中で初のユジャ・ワンさんです。

ユジャ・ワンさんは私でも名前くらいは知ってますが、今日誘った妹が言うにはめちゃくちゃ有名だよと。スイマセン…(^^;)
今日の場所は1階の2列目!目の前にチェロの方々がいて、やっぱりすごい近い(^^)
1列目や周囲には外国の方が多く、ウォーミングアップしてる間オーケストラの方々と会話してる感じからして、知り合いとか親戚とかなんでしょう。
そういった方々や日本人の身なりからして、ちょっと普通じゃない感が凄く伝わります。やっぱりそういうのってチケットの値段と比例するのね…(^^;)当然一応それなりの服にはしておいて良かったです。
妹が言うにはあの人は評論家の有名な人だとか色々……お、おう…(^^;)
私はクラシックも大好きですが知識は素人並みです。ほんと、最低限のことくらいなので…まあ色々教えてくれるのは助かりますが(^^;)

オーケストラを眺めると、まあ多人種ですね。このあたりはいかにもニューヨークなんでしょう。
指揮者はヤープ・ヴァン・ズヴェーデンというオランダの方です。上手く発音出来ませんが(^^;)ヤープもヴァンもサッカー好きならお馴染みのオランダ人の名前ですね。そこは分かりやすいです。

LIVEの前半は、ユジャ・ワンさんの出てくるピアノ協奏曲です。ブラームスの1番ですね!さすがによく聴くメロディーで、聴きなじみあります。
ユジャ・ワンさんは中国人らしい奔放さと軽やかさと豪快さを持ち合わせてる感じで、ニューヨークフィルとの相性はバッチリ!
ある意味凄くアメリカらしい組み合わせ…ですかね。聴いている位置のおかげでとてもピアノの音がキレイに粒立って聞こえます。

ブラームスの1番が終わるとアンコールでユジャ・ワンさんが2曲やってくれました。
彼女はソロの方が軽やかさとか自由さがさらに際立ちますね。
一曲目のシューベルト・糸を紡ぐグレートヒェンはホントに素晴らしかったです。ハイレゾ音源買おうかな。


後半は、ニューヨークフィルによるストラヴィンスキー春の祭典でした。
これがとっても凄かった!(^^)目の前にチェロの人たちが多かったのもあるけど、とにかく低音の響きがハンパない。
ホルンとかとのハーモニーを聴いてると、やっぱりオーケストラは欧米のモノだなぁと思えてきます。コンチネンタルなクラシックの真髄を味わった気がしました。

それだけ低音が響いていても、他の楽器の音の一つ一つがよく分かります。オーケストラとしての音以外に、個々のアクションを含めての主張もスゴいですね。これは日本人では感じられません。もちろん日本人のオーケストラには日本人なりの良さが当然ありますが。
オーケストラの場合、ある程度離れてないと音のまとまりが無いという方もいるけど、アンプラグドである以上、やはり近さは正義です。
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンさんの鼻息もスゴかったしね(^^;)

この体感はやっぱり素晴らしい経験でした。これぞクラシックのLIVE!です。
ニューヨークフィルの来日はまた楽しみにしたいです(^^)

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