美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

放置・怠慢もいい加減にして欲しい

レッズとマリノスの試合でまたジャッジの問題があり、特に2点目のところは見てる観客が完全に置き去りにされていて、何が起きたか全く分からない(何となく分かってしまうのは、それはそれで審判を見切りすぎの感がありますが(^^;))

レッズ的には湘南戦が最近あったばかりで、ここまで酷いジャッジ(もっと酷いのはゲームコントロール)を続けて見せられると、Jリーグはチケット代を返すべきと思いますが、そんなこと何もなかったかのように処分の発表があり、これで幕引きにしてしまいたい感がありありと感じられ、もはやプロフットボールであることを放棄してるとしか思えない。

そして、これぐらいの事が起きても大して問題じゃないよ感を出して客への刷り込みをして、文句言ってもしょうがない、諦めの境地出す狙いとしか思えない。
そして、それでもサポはなんだかんだ言って結局観に来るんでしょと見切ってるし。


私自身何回か言ってますが、Jリーグの審判のジャッジレベルがそんなに低いと思わない(湘南戦は論外だけど)。
大誤審なんてレベルが高いと言われるリーグでも世界中にごまんとあり、そりゃ酷すぎだろうと言われるのまでよく見かけます。
大きく違うのは試合のコントロール、選手とのコミュニケーションの部分だと思います。
そしてそれは、Jリーグが25年間ずっと放置してきた問題だから、審判個人をあまり責める気にならないのです。


Jリーグ初期の頃、ヴェルディのラモスは海外から来た外国籍選手に対して、日本の主審には気を付けろとよく言ってました。
当時は今よりもジャッジのレベルが低いのもあるけれど、それ以前に選手と審判のコミュニケーションが成立しない、基準がすぐ変わる、何考えてるか分からない、あまりにも頑な・子供な感じなのでどう対策したら良いのかが分からない…という意味合いの事を言ってた記憶があります。

その頃には海外の審判を連れてきて日本人のレベルアップを図ったりとかありました。
日本の審判と比べて芯がしっかりある、ファールを流すことも多い、最終的には納得できるジャッジ…等、良し悪しはともかくフレキシブルでゲームを壊さないジャッジだなと思ったものです。

その後オフサイドの基準変更があったり、ゴールに直結するのを止めるファールはレッドと基準をハッキリさせたり…と色々ありましたが、審判が人としてゲームをコントロールする…というよりは、ルール違反を取り締まる警察官的な方向にだんだんなってきたと感じます。
これはある程度やむを得ないと思いますが、そもそも審判もゲームの流れを作る一部という共通認識とあうんの呼吸がある欧米と、そこが未熟な日本とではかなりの差が出てきたと思います。

VARを導入してもあくまで補助的な欧米と、VARや他のカメラを入れたらもはや主役で審判要らないんじゃない?になっちゃいそうな日本の違い…と言ったらいいのかなぁ。


Jリーグは審判を1人前の大人として育ててこなかったから(あえてしなかった?)何か起きた時に毅然とした態度をとれない。
湘南戦ももちろんそう。マリノス戦も2点目の時に主審が"運営が決めている"⁇的な発言を槙野にしたとか。

発言の趣旨や意図は何かルールに基づいたものだとしても、少なくともとんでもない誤解を招く発言であり、槙野が"それじゃあなたはなんのためにいるの?"と言いたくなるのは当たり前過ぎる。


この程度のことでテンパって大変な誤解を招く発言をしてしまう時点でそれはもうプロの審判ではない。
セルジオ越後さんがよくもっと給料上げて責任を取らせるようにと言ってますが、それも1つの手でしょう。

でも根本的に、これはちゃんと審判を育ててこなかったJリーグの怠慢です。今回の件もサポはまだ放置されたまま。

ちょっと前の神戸戦でもトラブルは起きてましたが、イニエスタトーレスが来てくれたタナボタで観客動員は増えたけど、Jリーグはそこに乗っかってるだけで基本的にやるべき事をやってない。DAZNとの契約とかは枝葉です。
トラブルのせいで良い外国籍選手が来てくれなくなったとしても実害を被るのはクラブやサポや地域。

Jリーグの人たちは痛くも痒くもない。だから解決は絶望的。この構造を何とかしなきゃいけないんだろうなぁ…

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