5年ぶりくらいのさいたま芸術劇場。なんとなく大昔の感覚で、北浦和駅からのバスで行くしかない…と思ってたけど、実は与野本町駅から徒歩10分ちょいで到着します。アクセスイマイチな事には変わりませんが。
バンドネオンの三浦一馬はず〜っと行きたいと思ってたけど、タイミングホントに合わないものです。
今回はバイオリンのスーパースター・ラカトシュとその仲間たち…との共演を、この600人キャパの音楽ホールで観られるということでドキドキして来ました…
席は1Fのやや後ろだけど、前はしっかり開けてるし、横に広いからステージとの距離も近い。コレはサイコーな予感…♪(^^)
そして間に休憩を挟んで全12曲とアンコール1曲。三浦一馬はゲスト扱いで、共演は4曲。プログラムとラカトシュ・アンサンブルに興味ある方は写真参照。
ロビー・ラカトシュはいかにもハンガリーな方の名前ですが、名家の生まれなんですね。そして超絶技巧、世界最速のバイオリン弾き❗という、ウリとしてはありきたりな感じですが…
実際聴くと…世界最速❗かは分からないけど超絶技巧❗は分かるな〜(^^)♪
こういう方共通の、ノーモーションからのスゴい手の動きと正確さ、繊細さが出てますね〜(^^)
(サッカーに例えるとバロテッリのトラップしてピタッと止まったところから。のミドルシュートみたいなものか…(^^;))
かといって情感イマイチ…ではない。むしろスローな曲でも過度な表現無しに情熱がタップリ伝わってくる感じ。コレはタマラン♪(^^)
さらにユーモアたっぷり、サービス精神旺盛と文句なし❗こんなスゴい人をコンパクトな空間でLIVE味わえるのは、サイコーな贅沢です(^^)
アンサンブルのメンバーは年がけっこう離れてるという事は弟子的な方もいるのかな。
それでも皆さん一人一人がめちゃめちゃ上手で(当たり前)ラカトシュのスゴいスピードと完璧に調和してます♪
率直に言って三浦一馬が入らない曲の方が、スピードと完璧な一体感で素晴らしかった。アンサンブルだけで途中から奏でる時も、ラカトシュはユーモアたっぷりに振る舞い、一人一人をフィーチャーさせると素晴らしい独奏が炸裂❗
アンサンブル皆さんによるラカトシュの引き立て方と、個のプレゼンスの両立がさりげないところにも凄みを感じます♪皆さんそれぞれがもっと大きいホールをいっぱいに出来る感じ。
そして三浦一馬も3千人くらいでもsold-out出来るでしょうが…
三浦一馬が入った一曲目は、正直まだウォーミングアップが終わってる人と足りない人…の入り込み度の差みたいなのを感じましたが、途中からはさすがです。
ず〜っと一緒に奏ってる人たちの中に何の違和感もなく入っていける感じは凄い。しかも一人だけかなり年下なのに。この堂々とした雰囲気も彼ならでは。
そしてバンドネオンの音が調和してくると、途端に情感が300%くらいアップするのも、この楽器の一流奏者ならでは。
私がバンドネオン大好きなのもありますが、音楽が魂の表現な事を思い出させます。あ〜サイコー♪(^^)
終わる前にもう次のLIVEはいつなんだろ〜(^^)♪とまで考えるのは久しぶり。ラカトシュ・アンサンブルwith三浦一馬♪超大当たりでした♪(^^)
こういう事があるから、気になったLIVEを手当たり次第…はやめられません。
大当たりという言い方失礼かな…
終わったらもう堪えられません。休憩の間に買っておいたCD片手に、サインの列に並びます。
ここからはいつもの通り、オーラスゴい有名人目の前にした時のド緊張が入り(^^;)thank youしか言えないままサイン会終了。
今年はもう無いみたいだけど、来年もまた来たいし、さいたま芸術劇場でお願いしたい。あー楽しみ♪(^-^)