ACL枠内に向けて正念場の川崎戦。久しぶりのNHK観戦です。
ルヴァンの時も思いましたが、結果を出すために戦うことはもちろん、川崎はチームの現在地を測る絶好の相手です。
たぶん調子も戻ってるし、ルヴァンよりその色も強いと思いますね。
驚きのキャスパーベンチ外。前にも足の違和感で外れたことがありましたが、ちょいちょい小さいケガがあるタイプなのかもしれません。
ルヴァンで0トップがハマったのは確かですが、ベンチ外にするのは何かあったのでしょう。
他では慎三と西がベンチに戻ってきました。
試合始まるとレッズの守備は良いけど、ルヴァンの時のようなポゼッションができない。
川崎はその時に比べてCBが揃ってるのもあって、後ろを気にせずにしっかりプレッシャーかけてきます。さらにルヴァンの時は川崎右サイドをかなり攻めたけど、今日は山中がほとんど機能しません。
真ん中の組立がしっかりできないと、やっぱりサイドも苦しい。山中が生きるのはしっかりポゼッションが出来た場合…というのがよく分かります。
さらに家長が右サイドに流れてくると逆に山中の守備の所を突かれます。これでここ数試合レッズのストロングだった左サイドが封印されてしまいました。
川崎がレッズの戦いぶりを研究したことも当然あるでしょう。
それでもその割には前半善戦してましたね。
やっぱり川崎は正面からやりあってくれるので、レッズも力を発揮しやすい。佳穂のパスから汰木が抜け出しそうになったあたりは惜しいところでした。
それでも先制点は川崎。セットプレーの流れで決められてしまいました。これはしょうがない。
後半は最初こそ川崎ペースですが、途中から負けられないレッズがチャンスを多く作ります。
柴戸→敦樹は攻撃的に行くスイッチになった感がありますね。
ただ、55分から75分くらいまでの攻勢の間に点を取れなかったのが結果的に痛かったかな。
残り15分で慎三入れてさらに攻め立てますが、宏樹のゴールが決まったのは88分。これではさすがに勝ち越すには厳しかったです。
ただ、このゴールもやっぱり川崎だから取れた感じもありますね。あの時間帯で自陣サイド奥で繋いでくれたから、奪って敦樹のミドルシュートまで持って行けた。他のチームならこうはいかなかったでしょう。
結果引き分けで川崎は優勝。ぶっちぎり優勝の相手で調子が戻ってきたところだし、内容結果ともむしろルヴァンより良かったとも考えられますが、正面からやりあってくれる相手だけに勝っておきたかった…もある複雑な気持ちでしょうか。
これで名古屋・神戸の結果次第ではACL枠内かなり厳しくなりました。
柴戸と宏樹のケガが悪くないことを祈りますが、却って西と敦樹入れて良い意味で開き直って戦えるかもしれません。諦めず頑張っていきましょう。