とんでもなく暑い日になってしまいましたが、汗かきかきで駒場に到着しました。
引退試合のいいところは、これキッカケで過去にレッズ関連で関係のあった方と久々に話したりできるということです。
おかげで埼スタとはご無沙汰の方とも(^-^;話せました。やっぱりレッズって最高よねとなるのです。
試合はただただ楽しかったし、レッズファミリーの絆はやっぱり強い。
最近加入した選手にもそれを味わってもらえたのがホントに良かったし、暢久がいなかったのは残念だけど、陽介や菊池、相馬や岩舘のような選手たちが元気で楽しそうだったのも涙が出そうになります。
An unforgettable day for the family of this great club. We paid tribute to Hirakawa as we reflected on everything he achieved with the team with the hope of what we can do as a group. Amazing togetherness and great vibes.#WeAreReds #UrawaFamily @REDSOFFICIAL pic.twitter.com/XfYQwvX6ZE
— Ricardo Rodríguez (@rrodriguez) 2021年7月23日
一方で試合にレッズ選手として登録されていてもその場に現れなかった選手もいました。
健勇はレッズとして久々の大型日本人FWでしたが、現状あまり結果を残せてなくて今年はキャスパー・慎三に次ぐ3番手。
ここまで2トップになることがほとんど無く、ですが酒井や江坂・ショルツが入って3バックや2トップをバリエーションにしていくかと思われましたが…なかなか上手くいかないものです。
レンタルなのでもちろん健勇とレッズが継続で合意すれば問題なく戻ってきますが、一部サポーターからかなり言われ方が酷くて当然ある程度は伝わってしまっていると思うのでそこが気になるところです。
私含め、SNS上での発信の仕方はホントに注意しなくちゃいけないなと思います。
健勇は見え方が良くない場合もあるけど、本心はレッズを背負う覚悟を持って戦ってくれていたと信じてるし、いなくなってから発信に後悔するのでは遅すぎます。
横浜で大活躍しない程度に活躍して…?調子を戻してレッズに戻ってきてほしいともちろん願ってます。
さらに1トップが出来る選手がキャスパーと慎三だけになってしまったのも問題だけど、それ以上にターゲットになったり懐が深くて基準点になってくれる意味ではキャスパー慎三以上の選手がいなくなってしまったのが大きい問題です。
彼は本質フィニッシャーですが、あの高さやフィジカル、懐の深さは日本人離れしていて、リカは徳島で垣田を重宝していたように健勇が必要なはずですが…去年よりハードワークしているように見えてリカから見るとまだ物足りなかったのかもしれません。
今年前半のレッズを振り返ると、4月以降はチーム力が上がって結果も出ますが、6月途中からは対策されるケースも出てくるようになりました。
後半戦はバリエーションを増やさないと…な中で貴重な選手を失い、西野TDやリカがどう考え、どう解決するのか興味深いです。
個人的にはサイズがあって身体を張れてポストプレーが得意な日本人選手だけでも補強しないとちょっとキツいのかな…と思いますが。
キャスパーはラファのように急に獲られる可能性はいつでもあるし、慎三は残ってくれたとはいえ34歳で多くは望めません。3年計画の中でFWはちょっと雲行きが怪しくなってきました。
武田は琉球へのレンタルになりましたね。今年は最初レギュラー格でスタートしましたが、明らかな結果を残す前にケガしてしまい、ちょうどチーム力が上がってきたところへ乗り遅れてしまった感がありました。
藤原もそうですが、二十歳前後は何は無くとも試合経験。佳穂が前所属のFC琉球はパスサッカーをしているとのことで、ちゃんとクラブが選ばれている感じがするのもいいです。
江坂が入ってすごい激戦になってるので、まずは試合経験を積んで戻ってきてほしいな。
武藤が柏へ完全移籍。今年は4チーム降格ということで前半調子が良くなかったチームが夏の移籍でかなり頑張ってますが、攻撃の形が見えにくかった柏が武藤を欲しがるのはよく分かる気がします。
武藤は比較的無名の選手がレッズに移籍してきた中では最高の選手だったのではと思うほど、約6年貢献してくれました。
ミシャ式のように戦術にハマれば得点バリエーションがいっぱいあるし、形が見えないような場合は前後を繋げるためにめちゃめちゃハードワークしてくれます。
こんな選手はあまりおらず、替えがきかないという意味ではレッズにとってとても痛いですね。
また人間的に素晴らしくて、オーラがあまり無いのがいい意味で魅力的でした。
ショッピングモールでご家族ショッピングの時に偶然見かけたけど、周りはほとんど気づいてませんでした(^-^;どこにでもいるいいお父さん感が良かったな(T_T)
替わりという意味では江坂なんでしょうが、共に流経大なのも皮肉ですが、チームの接着剤的役割なら武藤の方がたぶん上で、特にチーム状況が悪くなった時に武藤の不在を嘆くことになりそうです。
涼太郎は水戸へ2度目のレンタル。
大激戦の2列目争いに勝てなかった感じですが、育成型ということはまだまだ期待されてるなと感じます。
彼は気の強いプレー、ちゃんと責任を取ろうとするプレーが魅力的です。
武田や大久保とか若い世代にもライバルが多くて大変ですが、上手く噛み合えば争える実力はあると思えるので、水戸で頑張ってきて欲しいです。
山口にレンタルしてた石井がY.S.C.C横浜へ育成型レンタル。
山口で試合に出れてなかったのが気になりますが、キーパーとして大好きなタイプだし、何とか頑張って欲しいです。
周作後のキーパーとして、彩艶はどこで獲られるか分からないし、いっぱい試合経験積んで帰ってきて欲しいです。
思ったよりこの夏の移籍は多かったですね。
ショルツがなかなか入国出来ないとか一筋縄ではいきませんが、後半のレッズはまた違うサッカーを見せてくれそうで、楽しみにしたいと思います。