美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

J1 駒場 vs広島20210825

駒場でホームゲームをやってもらっているのに諸事情でスタジアム観戦が出来ず…歯がゆい状態がオリンピック前から続いてますが、このコロナ禍にあってはそれも悪くないのかもしれません。


オリンピック休み明けから続いている岩波・酒井・明本のフル稼働状態ですが、今日もそれを解消できませんでした。
酒井や明本がヘロヘロなのはあまりにもやむを得ず、2人を休ませたいのはリカが一番感じてるでしょうが、とにかく最悪ケガしないことを祈るしかありません。

そしてスタメンを見てついに3バック?となったけど、試合を見る限りではどっちにも見えるような…ある意味可変式リカらしい感じでした。
攻撃時はボランチが落ちないで岩波・槙野・ショルツの3枚で回してるので3バックのように見え、守備時は5バックにならず酒井だけが落ちてくる場合が多いので、ショルツ左サイドバックの4バックに見える…な感じでしょうか。

前半はこれがハマってましたね。取れた15分の1点も、組立から上手く敦樹が前を向けて関根にスルーパスを出せたのが要因でしょう。
関根や江坂はかなり流動的にポジション変えていたので、広島から見ると捕まえにくい状態が続いてました。
その勢いは徐々に落ちていきますが、あまり攻め手の無い広島から早めに先制点を奪えたのは大きく、レッズは無理に繋ぐ必要がなくなりました。


後半入るとさらにボールを持てない状態が続きますが、こうなると酒井・岩波・槙野・ショルツは頼りになります。途中から柴戸も入り、守備面では万全になりました。
リカは途中から繋ぐために江坂と佳穂を同時に使いたかったみたいですが、江坂がケガしてしまって江坂⇒佳穂の交代となってしまいました。

ただ、これはこの試合のことだけ考えれば結果的に上手くいった気がします。より割り切って守備だけしているようになり、広島に危険な場面を作られたのは2回くらい。
さらに新加入の木下を投入して、キャスパーや慎三とは違う高さやスピード・パワーを前線に作ることが出来ました。これも今日の収穫で、少なくとも途中出場では使えることが分かりましたね。


江坂のケガは心配ですが、これだけ新加入だったりコンディションや試合勘の違い過ぎるメンバーを上手くまとめて必要な勝ち点3を積み上げていくリカはやっぱりさすがです。
当初はミシャ並みに自分の戦術に拘るタイプかもと思いましたが、この柔軟性の高さは素晴らしく、今日などポゼッション主体のチームとはとても思えない戦い方で、現実とのバランスを取るのが抜群に上手い印象です。

選手たちも口々に言っている通り、今のチーム状態は理想からかけ離れてるのは間違いないでしょう。
でもここまでの休養明け5試合を見る限り、今後はチーム力が少しずつでも上がっていく要素しか感じられず、TDも監督も選手たちも同じ絵を描けている雰囲気がとても伝わってきます。

もちろん今後1ヵ月くらいはまだまだ難しい状況が続くでしょうが、これを楽しめるくらいの気持ちにはなってきましたね。
あ~あ…早くスタジアム行きたいなぁ。


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