中2日で再び埼スタ。
今日もレッズがQFを勝たないと紙くずになってしまうリスクを背負ってチケット買ったので、再びバックスタンド最前列。
ここの臨場感はホント病み付きになる。
PK戦のあと、宏樹以外はみんな周作の所に駆け出してるのに、キャスパーだけなぜがバックスタンドへ来てくれて目の前でガッツポーズしてくれた…
叫び声もまだ耳に残ってるし、良い思い出になりました(^-^)
レッズは中2日→中2日、全北は中3日→中2日ですが2試合とも延長戦と、体力的にはレッズ優位かと思いました。
ただ、レッズは早めに交代してるとはいえスタメンがほとんど変わっておらず、難しい戦術から来るスタメン固定化のデメリットが出てしまいます。
もう少し早く戦術の浸透が進み、ローテーションしてもコンビネーションが落ちないレベルになってたら、少しは違ったかもしれません…今さらな話ですが。
試合スタートして、最初は松尾と佳穂のプレスが効いて主導権握りますが、時々グスタボに当ててくるロングボールが厄介。。
ボランチとセンターバックの間ですらされると、どうしてもボランチの2人が前にプレッシャーに行きづらくなります。
するとプレスに行くツートップとの間にスペースができて、全北がボールを持つ時間もけっこうありました。
それでも先制したのはレッズ。
右サイドのクイックスローインから宏樹が抜け出し、低いクロスから松尾が合わせてゴール!
先制すると負けない全北相手にすごく大きかったけど、さっきの原因で全北もけっこうボールを持つのと、局面でゴリゴリの1対1を仕掛けてくるので乱戦気味になり、拮抗した状態で前半終了。
後半になるとさすがに佳穂と松尾もガンガンプレスバック…とはいかず、全北から見て左サイドのバロウのスピードを生かすカウンターも増え、危険な場面もちらほら…と思った55分にPKを取られて失点。
大畑のプレーは確かに微妙だし、オンフィールドレビューまでした上に迷った感じからのやっぱりPKってどうなのよ…とは思ったけど、あそこで前向きにボールを持たれてしまう場面を作らせてしまったことが問題で、レッズとしては慎重過ぎたゲーム運びも相手をのせてしまったかもしれません。
あと個人的には交代のタイミングが遅かった感じもします。
関根→大久保はともかく、大畑佳穂松尾→キャスパー江坂明本が80分てどうなのよ…
そこまでの10分もけっこうキツい時間帯だったし、最後全北の足が止まって圧倒的に攻めたのに決めきれなかったのも、もう少し3人に時間があればな…と思えたし。
ただ結果的には延長120分トータルで見ればあの交代で正解かもしれないので、リカは全北の粘りを最初からかなり警戒してたのかもしれません。
レッズのサッカーが全北の潜在能力を引き出してしまった感も否めないかな。
ゴリゴリのマンツーマンやロングボールへの対処、ショートコーナーへの対応とか、まだまだレッズが未熟な部分が分かったのも、勝ったから言えますが良かったね。
延長戦もレッズ優位で進みますが決めきれず、逆にショートコーナーから隙を突かれて失点と、絵に描いたような負け試合ですが、ここでスタジアムのボルテージが更に上がったのが同点に追いつけた要因でしょう。
圧倒的な声援と拍手を背に、その魂が選手に乗り移ったかのようなプレー。
宏樹のタックルからもーやん→宏樹クロス→浮き球を大久保シュート→明本ヘッド→キャスパー右足押し込んで同点!
北ゴール裏をバックにしたPK戦は、周作もサポーターも負ける気がしない雰囲気に満ちてましたね。
周作が1人目2人目を止めるという、あり得ない展開。
レッズが出した4人もPK外すイメージがほとんど無い4人だったし(もーやん残念^^;)2人目止めた時点で精神的にかなり楽になったのが良かった。
江坂が決めて試合終了!
この勝負の残酷さ、勝者と敗者のコントラストが一発勝負トーナメントの魅力。
今回もまた、埼スタとレッズに関わる皆さんは大きな成功体験を積み重ねました。
もちろんまだなにも成し遂げてませんが、これを積み重ねないとアジアチャンピオンにはなれません。
来年2月まで空いてしまうのは残念ですが、それまで力を付ける期間をもらったとポジティブ過ぎる解釈をして、Jリーグとルヴァンを頑張りましょう。