美味しいLIVEを味わうDIARY

レッズと音楽を美味しくいただきます

WL away vsベレーザ 2022.10.30

めちゃめちゃ久しぶりの西が丘。

WEリーグのアウェーとしても前期のフクアリ以来で、レディースのアウェーはなかなか行けてなかったけど、今回はライブの前の時間に入れることが出来ました。

西が丘は浦和から意外に行きやすく、赤羽駅からバスで10分くらいかな。
電車だけだといったん板橋か巣鴨まで出なきゃいけないけど、このバスで行くのは便利です。そして今日はこの後井荻でLIVEなので、スタジアムから歩いて5分ちょいくらいの所にある都営三田線蓮沼駅を使うと東京へ直接出るのにも便利です。

西が丘は味の素フィールドとなっていて、味の素がネーミングライツ権を持ってるのかスタジアム自体を所有してるのか分かりませんが、近くには味の素ナショナルトレーニングセンターもあり、この辺りのスポーツ施設全体のスポンサーになってるのかもしれません。

メインスタンドの1番後ろに座りましたが、ベンチも近いし選手のウォーミングアップもすぐそば。これは臨場感ありますね。





ベレーザとはついこの間カップ戦のファイナルを戦ったばかりで、その時は0-3から3-3に追いついて最後PK戦で勝利という壮絶な戦いでした。
そこから間もない試合ということで、お互いに気持ちも昂るでしょう。心は熱く頭は冷静に…が出来た方が勝ちなイメージでしたが。



結果5-3勝利と、なんと前回以上の撃ち合いになってしまいました。

今回はレッズのフィジカルとプレスの勝利かな。

前回も0-3からの1点目は、左サイドで清家選手がドリブルのスピードだけで交わした後ゴール前まで独走してのゴールでしたが、女性サッカーは単純な高さやスピード勝負であっという間にひっくり返る怖さがあります。

ベレーザの選手たちも上手いし運動能力も女性選手としては高く見えますが、レッズの菅澤選手と清家選手のフィジカルや猶本選手のキックやプレイスピードには付いていけてないように見えます。

レッズは他にも高橋選手や塩越選手たち体格的に優位でフィジカルもしっかりしてる選手が多いので、技術やグループ戦術の優位性ではなかなか難しいです。これは開幕戦の長野に対しても感じたことですが。


ベレーザは基本かなり繋いでくるので、今回はレッズのプレスの餌食になってしまいましたね。

レッズのミス絡みやクイックネス勝負で時々ひっくり返せる時はあっても、中盤の優位性は明らかにレッズ。

カップ戦ファイナルの時は、逆にレッズに対してベレーザのプレスが効いて0-3のリードになったと思うので、今回は逆でした。

それがあるのも、レッズには菅澤選手のポストプレーと清家選手の裏抜けというシンプルかつ強力な武器があるので、ベレーザのプレスにハマりそうになったら前に蹴ればいいわけで、今回はその使い分けが上手く出来ていたと思います。



ただ、レッズの問題点はそんな優位性があるにも関わらず3失点してしまうということ。

プレスがハマってる間は良いけど、カウンター気味に攻められるとボールサイドに寄りすぎる感じや、時々力任せに軽率なプレーが出てしまうクセはなかなか治りません。
そして何回も言ってますが、ボランチで危機察知能力に優れた選手がいないのも痛いですね。
柴田選手はそれなりに備わってますが、彼女はフィジカル的に競り合いが厳しいので難しいし、塩越選手はボランチ的バランス感覚はまだまだ。

今日はベレーザがスペースを与えてくれたので塩越選手の特性が生きたけど、相手がレッズの長所を消してきた場合は中盤がなかなか大変になるでしょう。



試合をよく見ると、猶本選手のプレーがホントに素晴らしいなと感じます。ちょっと格が違うかなと感じるくらい。

清家選手が左サイドに入って猶本選手が右サイドっぽくなるパターンを最近よく見ますが、これも上手くいってる感じ。
真ん中が安藤選手ならポジションが流動的になってボールタッチがかなり多くなります。そこでの競り合いや起点になって前を向く技術やクイックネス等、さすがです。

右サイドからはしっかりしたクロスを上げるし、同点に追いつく1点目のFKは質も精度も高かった。これはなかなか止められません。
試合の流れとしては、ここで早めに追いつけたのが良かった。

その後はオープンな展開になり、レッズ選手たちの個人能力が生かされました。菅澤選手のハットトリックは凄かったな。
今年もまた得点王目指してがんばってほしいです。



優勝争いでライバルになるベレーザに、カップ戦と合わせて2連勝したのは大きいですね。守備やボランチサイドバック問題を少しずつでも解決しながら一つ一つ進んでいって欲しいです。

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