サイサイの日比谷野音LIVEに来てるので、日比谷公園で待ちながらの観戦。
セレッソ戦に続いて日程有利の2戦目。でも今後は一気に相手強化するだけに、ある意味落とせない試合ともなりました。
個人的にはFC東京に繋いでくるイメージが無いので、ひょっとしたらキャスパーをスタートからもあるかな…と思いましたがやっぱり変わらずのメンバー。
試合開始いきなり森重から田川へのロングフィードにやられて、その後の試合展開を難しくしてしまったかと思ったけど、あまりにも早すぎたことがレッズにとって良かったかも。
レッズは10分くらいから試合をしっかりコントロール。FC東京にとってはそうなるのも早すぎたように見えて、レッズがひたすら広げて狭めてを繰り返すことで無駄にスタミナを消耗させされたようにも見えました。
時々FC東京にチャンスはありますが、大体単発。ポイントさえ押さえておけばそんなにやられそうな感じはありませんでした。
このまま前半終了かと思えた頃に平野の素晴らしい縦パスから繋いで右サイドへ展開。そこからダイレクトのパス交換でペナルティーエリアに入って平野ノールックのスルーパスから宏樹がキーパー股抜きシュートで同点。
いったんオフサイド判定でしたがVAR介入でゴール成立。これが時間帯的にも最高でしたが、ゴールまでのリズム感や流動的な動き・平野のスルーパスや宏樹の飛び出しなどチームで取った得点として素晴らしかった。
後半は東京も選手交代で運動量補填し、ディエゴ・オリヴェイラを入れたのは収まり場所として少し困るかと思いましたが、東京が組織として崩そうとすることは少なく大きな被決定機はあまり無く。
青木も途中で交代してしまってレッズとしてはやりやすくなっていきます。
66分には周作から始まるプレス外しポゼッションがスタート。驚く冷静さとポジショニングでFC東京のプレスをはがしながらどんどん前進。
佳穂のシュートはブロックからいったんクリアされますが、ピッチセンターからまた繋いでペナルティエリアやや外の関根がほぼフリーで強烈な左足シュート。
跳ね返りを江坂がダイレクト左足で押し込んでこれが決勝点。文句ない試合運びでしっかり勝ち切りました。
中2日とはいえゴリゴリのフィジカルと堅実さで守ってくる相手に先制点取られる難しい展開でしたが、焦れずに繋いで振り回せたところにチームの成長を感じます。
ちょっと怪しい場面もあったので横綱相撲…まではいきませんが、自分たちのサッカーさえできればどうにかなるという落ち着きがありました。
次は中6日でアウェー神戸ですが、また相手が中2日という3回連続の幸運。ACL枠直接対決でもあり、この幸運はぜひ生かしたいですね。