ひょっとしてACLファイナルを超えるかも?と言われた動員ですが、50,000人にわずか届かず。
確かに天気が悪いのも影響したでしょうが、その割にしっかり屋根で覆われてる辺りに空席が目立ちます。
ハーフタイムにお子さんからの"浦和レッズ"コールからの全体に広がる…なホッコリした光景はあったけど、それが勝ちに繋がらなかったのは残念でした。
マチェイは試合前に自身にとってのリベンジ…なコメントがあったけど、確かにいつもより早めの交替で運動量補填して攻め切ろうという意図は感じられました。
ただ、監督交代でモチベーション上げてきてる相手を崩し切る所までは至りませんでした。
決定的なチャンスは数えるほど。
前半の慎三のシュート、関根のシュート、その他1つか2つくらい。
前半早いうちに宏樹が交代したのは痛かった。
そしてオギは明本より右サイドのビルドアップがスムーズでしたが、やはりショレ、敦樹、大久保、宏樹からの崩しには及ばなくて、深さやダイナミックさが足りない。
まだまだ数人の選手への依存度が高い事も明らかになってしまいました。
そして慎三もカンテもサイドに開いたり落ちる事が多くて、どうしても最後の所のパワー不足は否めません。
ただ、ビルドアップも2人が加わらないとスムーズさを欠く場合があるので痛し痒し。
まだその辺りのリスクの取り方とバランスの取り方の1番最適なポイントを見つけられてない気がします。
守備は1本ポストに当てられたのと、左サイドを1つ個人技で突破された以外はほぼ危なげなかったので残念でした。
久々の佳穂が途中出場してちょっとホッとしました。
プレイはなかなか良かったし、今後期待できそうです。
1週間空いての今日のメンバーでハッキリしたのは、今日ベンチ入りしたメンバー+数人の若手+中堅のギリギリ土俵に乗れる選手+移籍してきたメンバーで、サマーブレイク開けのペンチ入りを競っていくんだろうなということ。
やはりマチェイは序列をハッキリするタイプで、
①ACLまでのチーム
②今月残り2試合までのチーム
③サマープレイグ開けのチーム
と段階を踏んで強化してきたバージョン3に入るために、サマーブレイク中は激烈な争いになるでしょう。
そして既に夏の移籍市場の全体像もある程度ハッキリしてるでしょうから、それを踏まえてマチェイは色々決断してチームの飢餓感アップに腐心してると思います。
今日勝てなかった事の痛みは選手たちが十分理解してる事でしょう。
次の天皇杯がどんなメンバーになるのか、試合内容がどんな感じになるのか、山形には行けませんが楽しみにしたいと思います。